小学生の親子レッスン
yクンも頑張っています。
小学生のyクンは最近、カールフレツシュのスケールとボーイングの練習に力を入れているようです。
もちろん、曲も弾いていますが、どうやら宿題がたくさん、ある方が励みになるそうです。
モチベーションアップかな。オシャールの方もホーマンが落ち着いたらまた、再開しましょうね。
ということでレツスンに入りました。
ロングトーンのボーイングは弓圧を入れずにゆっくりと弾きましょう。
技術をアップさせていくロングトーンのボーイングは途中で途切れる音が入ってしまっても良いので元から先1/3を残す場所までを目標に15秒目指してゆっくりゆっくり弾いて見ましょう。
バイオリンの奏法は弓を短く速く引っ張るより、ゆっくり、長い音符を弾く方が実はむずかしいのです。
ボーイング時には必ず、小指の形が突っぱっていないかを必ず確認しましょう。
重音を必ず、取り入れて下さい。
重音の奏法は手首に遊びがあったりとたまにしか動かない手首ではまず、重音の場合、2つの音が同時になりにくくなるのですぐに分かることと思います。
カールフレッシュスケールシステム
単音の1stポジションの1、2小節目をやってきましょう。
2小節目の5度間の指のスライド(指をずらす)をしっかり覚えましょう。
スムーズにいかない場合は肘が出ているかを確認し、しっかり第一関節をつぶしましょう。
バイオリンの正しい指の押さえ方は第一関節のみをつぶし、第二関節はつぶしません。
別の言い方をすると第二関節はそのままで真ん中がトンネルのように穴を空けておきます。
しっかり定着させましょう。
このスケールで指の形をこのように整えた状態でさらわないと指がまず、広がるようにはなりません。
ホーマン1巻
15番と17番の指が広がるまで何度もスケールを弾きましょう。
指が広がらない時のポイントは親指の全脱力です。少しでも力が入っていると広げることがむずかしいでしょう。
そのような時は顎でしっかりはさみ、親指は抜きましょう。
「はじめてのバイオリン」
『スコットランドのつりがねそう』テーマは弓で弾いて、バリエーションはpizzとarcoで丁寧に楽譜を読みましょう。
譜読みの最初は必ずリズムの打ち込みと階名唱を続けることが譜読みを早くするコツです。
また、いつも弾いているところまではその都度、暗譜をするよう心がけましょう。
本来なら、暗譜は譜読みと同時に小節単位でやっていくのが最も効率の良い方法です。
鈴木メソード第1巻
『むすんでひらいて』は弓の使い方をはっきり区別しましょう。
四分音符は長く全弓で。八分音符は半弓で。
移弦の際はタイミングが遅れないようにすることと、手首を上手に使いましょう。
お母さまのレッスンーポジション移動編
スケールで指を鍛え上げます。いつもレッスンで感じてしまうことはポジション移動における親指の位置です。
以前、きちんとした正しいポジション移動の奏法を学んだことがない人がよくやってしまっていたことは親指より指から先へ移動し、音が合ったところで親指を持っていくか持っていかないかというものでした。
この奏法は明らかに逆でして、へたをすると親指の移動を忘れてしまうわけです。
このような奏法は各ポジションの親指の正しい位置を認識することがなくなっていきます。
それだけではなく、親指が上行も下行も各ポジションの正しい位置を認識していないとどれだけ弾いても音程は取れるようにはなりません。
最もわかりやすい方法は五線上の音符のここの音でここへ親指を移動させるという認識をつかむことです。
その後、正しい指の形で全音と半音が区別できれば音程はパーフェクトになるでしょう。
重音のさらい方
講師の練習を例にすると、重音をさらう順番は6、8、10、ハーモニクス、フィンガリングオクターブ、3度です。
この順序はだいたい毎日、同じです。なぜならばこの方法が一番、短時間(1時間)で弾き切れるからです。
fさんはまだ、ハーモニクスやフィンガリングオクターブはやっておりませんが、やっていなくてもこの順序で試して見てください。
また、一日、1小節ずつでも良いのでどんどん、増やしていきましょう。
元で重音を弾いたら、割れるようでしたら、肘を上げましょう。
ホーマン2
ホーマンは読譜力をアップさせる意味でも大変、良い教材です。
きちんと見る習慣をつけていきましょう。
協奏曲第一番ト短調/ブルッフ
耳で覚えるのではなく、一音一音、きちんと自分で楽譜を読んできましょう。
その中でさらう箇所をきちんと取り上げ丁寧にさらい込みましょう。
最終ページを見てきましょう。
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