さいたま市桜区・南区・浦和区の個人バイオリン.ピアノ教室

浦和のABEバイオリン教室

待ちに待ったバイオリンを手に。

      2017/03/25

ご家族全員でマイバイオリンとご対面

ayちゃんは4才になったばかりのとっても小さな小さな女の子。

そのせいか、最初にお見えになられたときの初レッスン(当時3才)では1/16サイズがやっとでした。

バイオリンのサイズは身長より腕の長さですが、それでも1/10はとても持てませんでした。1/16はとても期間が短いことから、当教室のバイオリンをレンタルされ、ayちゃんが1/10が持てれるまでご家族も講師もずっと成長を見守り続けてきました。

実は1/16と1/10とでは随分、大きさが違い、パーツの部分の顎当てが1/16はとても小さいのでayちゃんは乗せたがりませんでした。早く大きくならないかなならないかなとお母様もお父様もまた、講師もずっとayちゃんの成長を待ち続けていました。

先日、いつものようにバイオリンの構えを見ていて、直感で、もしかしたら、と講師は閃き、教室用の1/10を奥から出してきて持たせてみたところ、何と何と何とか手が無理なく回せるようになっているじゃないですか!!もちろん、まだ、大きめですが。以前は全く届かなかったので待つしかありませんでしたが。

これを見た瞬間、講師は我が子のようにとっても嬉しくなりました。

子どもの成長って本当に嬉しいものですね。できることが、少しずつですが、一つずつ増えていくのでこんなに嬉しいことはないですね。嬉しいのは大人だけではありませんでした。

もちろん、バイオリンを使うayちゃん本人のご様子がいつもと全く違っていたのです。そのレッスンを振り返って見ましょう。

 やる気が倍増したようですね。

お教室用のレンタル楽器は小さくても、本人にとってはピアノ教室のピアノのように家具のような印象がやはりあったのでしょうか。

以前のレッスンでは1/16でありましたが、自分からバイオリンケースへ行ってくれるのですが、講師がやることの声をかけないと途中で手が止まってしまう場面もありました。

また、日によって今日はバイオリンからは嫌という日もありました。

しかし、自分のマイ楽器を目の前にすると置いておいただけでかなりの違いが。

レッスン室のドアが開き、自分のバイオリンを見るなり、コートも脱がずに早く、早く触りたいを連呼していました。

そして、コートを脱ぐと全く違うご様子でした。

ママとお家で事前に、ケースの色を相談していたようなので、想像しながら,やはり、ayちゃんもバイオリンがくるのを待っていたのかも知れません。

これからいっぱいいっぱいおけいこしましょうね。

やる気が倍増したのはayちゃんだけではありませんでした。

ayちゃんを影で支えるお母さまにも火がついていたようです。

お写真が撮れず残念ですが、ayちゃんのお母様は実は以前、バイオリンを数年ほどやっておられて、お家にフルサイズの楽器があったことから、いつかいつか復帰したいと思っておられたようです。

ayちゃんのご購入とともにご自分の楽器も調整に出され、これでお家ではいつでもいっしょに弾けれるようになりました。

ayちゃんが成長していくのが本当に楽しみですね。

ということで、レッスンに入りました。

バイオリンの構えでは

いつものayちゃんのメニューではいきなり、楽器を構えるということは避け、テキストのお歌をタンバリン等を鳴らしながら、歌うというものでしたが、この日はこのように最初から違いました。

講師の姿勢のマネをし、中腰からバイオリンを片手で構えて、立ち上がってもらいました。

これをご覧になられたお父様からはどよめきの声が!!

しかも、あれだけ、嫌がっていた顎当てに顎を乗せる行為もちゃんと乗せているではないですか!!

これにはお母様も感激していたようです。

小さな感激の数々が必ず、上達へのステップにつながっています。

今までできなかったことを想いだし、その一つ一つを見つけて大きく褒めて上げましょう。

お母さまから褒められると嬉しくなり、自信が芽生えどんどん、やるようになります。頑張りましょう。

お弓を持つときのポイント

肘を下げず手首を上からつかむような形で膨らませた状態のまま親指を曲げます。

曲げた親指は必ず中指と重ねます。重ねている指が人差し指にずれ込んでいる場合がありますのでよく見てあげてください。

指先の爪側を右方向へ少し斜めに倒すことも忘れずに確認してあげてください。

自主性に任せてみました。

自分の楽器はどんな音が出るのだろう、そんなことを思っているのでしょうか、少し、そのままにしておいたら、ayちゃん、自分の楽器をがむしゃらに弾きまくっていました。(まだ、弾けませんが)。

同じメーカーの楽器でもサイズが違うだけで、バイオリンって音量が違うものなのです。

1サイズ違いですが、彼女にとってこの楽器の方が少し弾きやすいということが感じとれるのでしょうか、今度聞いてみたいと思います。

ボーイング練習開始

この日から、少しずつボーイング練習をレッスンの中でやっていきました。

これにもお母さま、少し感激して下さいました。

初心者の方々のために、書いておきますが、ボーイング練習って何?ですよね。

日本語では運弓法となりますが、具体的にはアップとダウン、それぞれの手首と肘の使い方の練習となります。

ではなぜ、ボーイング練習が必要なのかですよね。

これをやっていかないと音質、音量、テクニックへとすぐに影響を及ぼしていくでしょう。

手首を使えないことにより、耳を塞いでしまうような音質や伸びない音質により、テンポが過激に早くなるので左テクニックが追い付いていかなくなります。

弾けない原因は左手そのものであっても右手が原因というケースが多々あります。

しかし、このようなことは分かっていても幼児のレッスンでは注意が必要になります。

これによってバイオリンへのやる気を失ってしまうようでは何もなりませんよね。

しかし、これをやっていかないと前に進めなくなる現実がありますので、当教室では幼児であっても頃合いを見ながら少しずつ取り入れていっています。

テキスト「ヴァイオリンのおともだち」

何とお母さまといっしょに曲を弾いて見ます。ここでまたまたayちゃんにサプライズです。

以前のレッスンで、いっしょに弾くことは何回もやってきたのですが、この日はayちゃんにとっては見たこともないお母様の楽器を登場させ、調性に上がったばかりのバイオリンで奏でてもらいました。

これにはひっくり返ったかのようにayちゃんビックリ!そしてお母さまも予想より早く戻ってきていたご自分の楽器にまたまたビックリ!されました。お教室でいきなり、出てきたら、ご家族は驚いてしまうでしょう。

お父様もお母さまのバイオリンの音をはじめて傍で聴くことができて感激されていました。

いつもより、「あのつくものなんだ?」に熱が入るayちゃん。

曲が途切れると早く「持って帰りたい、持って帰りたい」を連呼しだしました。

お家ではお母様を見ながら、いっしょに始めていっしょに終れる練習をしましょう。

ごあいさつの練習を何度もやりましょう。

最初に弓を持ち、その指をこわさず、バイオリンを抱えてごあいさつをしましょう。

ごあいさつが終わってから、バイオリンを構える途中で肩当てを落としてしまうことのないよう、ごあいさつが終わり、楽器を離すときは楽器を体から離してはずす習慣をつけましょう。

構えるまでの動作を自分で確実にできるようになるまで何度も何度もおさらいしておきましょう。

にこにこワークをどんどん進めましょう。

「にこにこワーク」の1巻はドからソまでしか出てきませんので、先にどんどん進めて終わらせてしまい2巻へ進みましょう。音符の書き順をきちんと正しく覚えましょう。ト音記号を含めドからソまでは確実に五線紙に読み書きできるようにしておきましょう。ラシドも覚えられるようであれば覚えましょう。

毎日の積み重ねがとても大切です。頑張りましょう。

 

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 - 生徒さんレッスン風景

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