さいたま市中央区からMさんがレッスンへ見えられました。
カールフレッシュから何を学ぶのかをいつも考えましょう。
中学生のMクンがレッスンへやってきました。
Mクン、お家での練習、頑張っておられるようなんですが、カールフレッシュのやる意味を考えて1つ1つを丁寧にさらいましょう。
カールフレッシュの効能はやるとフォームが正しい形に矯正されていきます。
まず、この段階で正しくない形で持っていると音程はパーフェクトにとれません。
(単音でも弾けたり弾けなかったり。重音はどこもとれません)。
そして更に音が良くないだけではなく音と音がつなげられなくブツブツ切れてしまいますのでポジション移動になったら大惨事です。
何となく音程が取れないなぁ、または何か変な音だなというのもちゃんと実は原因があるのです。
つまり、スケールの教本だからということで通常は音程を目標にしますよね。
しかし、音程がバッチリ決められるまでにはこのような一つ一つのプロセスをきちんとやっていく必要があるわけで、このきちんとというのがなく、ただ音符をなぞっていくだけだとどんな風になるのかを示しておきます。
指の運動にはなるので段々、速く指を回せるようにはなるでしょう。
しかし、それだけではまだまだ、不十分です。
その前にできてなければいけないフォームの一つ一つの基本をきちんとやらなければ音程も音も、技術も得ることはできません。
背中、肘、顎の強化、親指、この一つ一つを練習ごとにきちんとできているか確認していますか?
レッスンで言われた時だけやっても効果はありません。
お家での演習方法を一つ一つ、見直してみてください。
ホーマン練習曲2
前回では弾く箇所によってテンポが変わるということでしたよね。
今週はその点、良くなったと思います。
練習曲を弾く時はまず、テンポが曲の途中で変わるということはありませんので一番、大変なところを基準にテンポを決めるよういつも心がけてください。
それとどこか弾きにくい箇所に遭遇したら、弓の場所をあちこち、変えて弾いて見ると弾きやすい場所が正解な場所で弾けれるようになると思います。
また、重音を弾く時は単音を弾く時よりもう~んと弓圧を抜いて弾くことをいつもかなり意識して弾いて下さい。
脱くことも気合いがいると思います。
合格です。次を見てきましょう。
ビバルディ/協奏曲a-moll
譜読みをする時の指番号(フィンガリング)の決め方はできるだけポジションの移動が少ない方法を考慮して決めます。
指番号をあてにすると混乱しやすいのでやめましょう。
この曲はテヌートの指示が多くあります。特に強調するべき箇所は3拍目の頭です。弓のスピードは変えず弓を長めに弾きましょう。
逆にアクセントのある箇所は弓をしっかり止めて弓のスピードを速く弾くと良いです。
このような箇所は表記にmartellatoとありますのではっきり弾きましょう。
貧弱にならないよう弓の量もしっかり使って良いと思います。
24小節目(最初のアフタクトは数えない)の16分音符のアクセントの弾き方は右手は何もやらず左指のみを頭の拍で叩いてください。
注意したいのはここを右手でアクセントをしようとすると上手く弾けなくなってしまいますので左で叩くのみです。
次にアクセントの話ではなくこの箇所を譜面通りに美しく弾くには右手首をフル回転させて移弦に備えて下さい。
暗譜をする時期
今週はまず、この1ページだけを確実にやり、必ず暗譜しておきましょう。
暗譜は後で曲が仕上がったところでまとめてやると結果、できなくなってしまいます。
ですのでその都度、小節単位で譜読みをしながらいっしょに覚えていくのが一番確実な方法だと言えます。
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