4才児親子レッスン
弓の持ち方の練習は鉛筆を利用しましょう。
さいたま市南区よりAちゃんがお母様とレッスンへやってきました。
まずは弓の持ち方ですが、持つときの手首の形がわからなくなってしまったときは腕をぶらーんと下げて前後に振ってみましょう。そのときの自然に膨らんでる形が持つときの形です。
その後、六角形の鉛筆を利用し、親指をくの字に曲げ第一関節まで中指と重ねます。
その後指1本分の間隔を開け、薬指も第一関節まで巻きつけます。
小指は立てます。人差し指ですが他の指より深く1.5関節ほど巻きつけ指を左斜め方向へ倒しましょう。すると安定感が増します。
鉛筆の後、弓で持ってみますが、弓を持った後は手首と指は腕を動かしても絶対に動かさないよう何度も何度も弓の体操を続けてください。手首の運動はもう少し先です。
鉛筆持ちを一日に10回、弓持ちで10回は必ず、毎日はやるようにしましょう。
弓を動かしても指がバラバラにならないよう注意しましょう。
次に弓を動かすと弓を持つ指がバラバラになってしまう原因を考えてみましょう。
1手首を無意識のうちにへこませてしまう。→指の巻きつけが浅く変化してしまう。
2指の巻き付け方が最初から足りない。
3くの字に曲げて毛につけていた親指を伸ばしてしまう。
4人差し指が斜めに深くかかっていない。
まず、実践しもらうことは弓が正しく持てたらその指と手首は動かさずに弾いてください。
バイオリンの構えはもっと外側へ
Aちゃんはせっかく背中を張っていて良いのですが、バイオリンももっと外側(鎖骨の上)までもっていけるよう首をしっかり回しましょう。
背中が難なく張れるようですので、両手をつけたときも背中をキープすると楽器を水平にできると思います。
その後、必ず左腕は右手側に限界まで出しておきましょう。これも楽器の水平が保てれば無理なくできます。
左親指の形と位置
バイオリンを両手で持つときの左親指の形ですが、必ず曲げないようにしましょう。
曲げてしまうととたんに手首全体まで力が入ってしまい指が広げられなくなります。
また親指はネックから出過ぎないよう注意しましょう。
テキスト「ヴァイオリンのおともだち」
『まっすぐたいらに』での最初はテンポをゆっくりゆっくりから始めましょう。
弓の速さもゆっくりです。だんだん、指がバラバラにならなくなってきたら、少しずつ、テンポを上げていきましょう。
弓が駒の方に滑っていかないよう最初はゆっくり、ゆっくり動かす練習は後の基礎ボーイングでのロングトーンへとつながっていきますので実践してみましょう。
お母さまとのアンサンブルでは
『ちいさいともだち』ママとのアンサンブルにおいてAちゃんは最初のお休みをしっかり覚えましょう。
歌詞を心の中で歌いながら弓をしっかり合わせられるまで何度も何度も練習しましょう。
おんぷ.にこにこ.ワーク
随分、ドからドまでの音付も完璧に近いほど読めるようになってきたAちゃん。
更に、少しでも早く読めるようおうちで何度も繰り返しましょう。
完璧になったら更に下線へ進みます。
一度、読めるようになってもおうちで繰り返さなければすぐに忘れてしまうと思います。
音符は数えるより覚えてしまう方が譜読みも早くなります。頑張りましょう。
お母さまもがんばっておられます。
弓の持ち方がかなり良くなりました!あとは小指だけ伸ばしてしまわないよういつも注意しましょう。
アンサンブルでの『ちいさいともだち』では1の音程が時々高くなってしまいます。
原因は人差し指を同じ方向へ押さえないからです。
具体的には人差し指の側面(親指側)が当たってしまうからです。
これはよくあるケースで隣の指がないだけに倒れやすくなりますので注意しましょう。
ホーマン1
ホーマンでは随分、指が広げられるようになってきました!劇的な進歩です。
広げられるようになった要因は必ずあります。
その一つ一つをいつも思い出しながら、弾きましょう。
お母さまは普段、姿勢がとっても良い方なので、ポイントをはずさず、いつも弾いていれば必ず上達されると思います。
いつか大人の素敵な曲を奏でましょう。そんなに遠くないと思います。
いやすぐです。頑張りましょう。
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