小学生の基礎重視レッスン
2022/07/14
発表会に向けて
当日は朝本番ですので、大変だと思いますが、少しずつ、今から、夜を早く寝るようにし、朝型の生活にもっていくようにしましょう。
朝は少しでも早く起きて練習ができるようにしないと筋肉がやわらかくなりませんので今から少しずつがんばりましょう。
バイオリンの構えと弓の持ち方
バイオリンの片手持ちをする際、床で座って持って立ち上がる練習をすると本当に顎が強化される効果がありますので続けましょう。
片手で背中を曲げず、定姿勢で今週は90秒は構えられるようになるまでしっかり、練習しましょう。
途中で楽器が傾いたり、下がったりする場合は0からカウントし、やれるまできちんと練習しましょう。
弓の持ち方で気になる点は曲げて毛につけておく親指を持続できないかなぁと。
途中で伸びてきてしまわないように親指を曲げたまま弓を振り回す体操を日毎に15分ぐらいは必ずやってください。
HAUCHARD 44番
先週より、右手は少しだけ良くなっていますが、まだ、力が入ってしまい手首がやわらかく運動できないかなぁという感じです。
原因は右手の親指を曲げたまま力を抜いて毛につけておくことを演奏中に持続できないからではと思います。
持つだけなら持続できたとしても演奏中に集中して親指を動かしてしまわないよう今週はそこにかなり重点をおきましょう。
演奏中に親指が変化し、伸びてしまわなければ小指が突っ張ることはないと思います。
また、小指を丸めやすい方法は薬指から開け過ぎないことです。
あとは親指と小指の爪をかなり、短く切っておきましょう。
左手の方の音程は良いですので次週は49番をやってきましょう。
長い音符を弾くときは弓をゆっくり引っ張ることをいつも心がけましょう。
リトミックソルフェージュはじめてのバイオリン「かっこう」
曲もよく知られているだけにとても弾きやすい構成になっていますが、お休みの箇所はいつもきちんと数えるようにしましょう。
綺麗な音と良い音程で弾けました。
次週は「さようなら」を弾いてきましょう。
はじめての曲の譜読みはいつものように弾く前にきちんとリズムの打ち込みと階名唱をやってから、pizz,そしてarcoへと進んでください。
鈴木メソード「きらきら星」
C全体の奏法が安定していません。
最初の頭の音は弓をもっと使いハッキリ弾くようにしましょう。
弓のスピードはダウン、アップともに速く弾きます。
CとDの両方で言えることなのですが、移弦が遅いです。
移弦は次の音が出る前にすでに移動が終わってなければならないので、おうちではお母様といっしょに移るタイミングで号令をかけてもらいながら、練習すると良いでしょう。
だんだん、バイオリンが下がってきますので、各前奏の間に必ず、楽器を上げましょう。
しかし、楽器は下さないように。
完走できるテンポを決めましょう。
全体の体力を考えると速めの方が良いと思います。
お母さまのフォームチェック「カールフレッシュ」より
レッスンでもお話ししたのですが、カールフレッシュを弾く時の右手は元付近だけで弾くと良いのですが、ダウンで多く使ってしまうせいかアップは毛が余ったところで終わってしまっています。
そのせいか、肘が上がりません。
バイオリンの奏法において必ずできなければならないボーイングの箇所は元です。
元の毛全てを最後まで使って良い音が出せるかでその人のテクニックは決まってきます。
肘の高さにおいてもそんなに上げたくないではなくて、どちらでもよいでもなくてきちんと高さは決まっているものなのです。
上げ過ぎも下げ過ぎもダメで各弦において最適な高さを保たなければ音質だけではなく、テクニックに影響が出てきます。
ですから、各弦において最適な高さを教えてもらうために元付近で練習するのです。
毛のなくなるまできちんとアップを弾いて音が割れたりするようであれば肘上げが足りないということです。
しかし、それによって肉体的に痛みを生じたり、きつい場合はA線からはじめましょう。
ポジション移動では親指の位置をしっかり確認することと指の形を整えて必ずガードが入るように練習しておきましょう。
重音の10度は随分、指が広がるようになってきました。次の段階は正確な音程です。毎日、広げるようにしましょう。
6度、8度は1小節ずつ増やしていきましょう。その際に細かいスラーだけではなく、荒いスラーもやらないと音が良くなりません。
はじめに荒いスラーをやった方が良いでしょう。
ホワイトクリスマス
最後のAdagioから3小節目の左のフィンガーpizzの後の八分休符の裏の八分音符の長さは短過ぎます。
もう少し弓を使うと速くならないと思えます。Dの2小節目の音程、Dの9小節目の3連符はテヌートなので拍子の中でタップリと。
Dの16小節目のソのシャープの音程。
Adagioの2小節前の7連符はクレッシェンドをもっとやって盛り上げましょう。
しかし、テンポの中でです。
効果的にやる方法はその小節の頭の音をうんと落とすことです。
始めのAはもっともっと荒いビブラートをかけ良く歌うようにしましょう。
「メヌエット」/モーツァルト
テーマのトリルは1拍で納められるよう遅れないようによくさらっておきましょう。
繰り返しの後の4小節目の音程をきちんとさらっておいてください。
繰り返しの後の11小節目の音程もマークしておいてください。
Trioのスピカートは一音一音を飛ばそうとすると音楽になりませんので自然に飛ばすような半飛ばしであとはレガートのところと対比をつけると良いでしょう。
テンポが速ければ速いほど自然な半飛ばしになると思います。
いずれにせよ毛替えをすることによって全く飛ばなくなっていたのが飛ぶようになり弾きやすくなったかと思います。
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