ホーマン2の練習曲、頑張ってこられた生徒さん
カールフレッシュスケールで指の押さえ方の基本を
C-durを1stポジションでまず、確実に指の基本を学習してもらいました。
スケールや練習曲では書いてある指だけを押さえるのではなく、前の指を必ず押さえる習慣をつけて弾きましょう。
弓と指の強さのバランスでは右手の弓の方には力を抜いて左手のタッチを強くたたく。右手に負けないように。
左手の親指は1stポジションなので動いていかないように気をつけましょう。
右手に注目すると肘が手首より下がっています。
これは音を出すスタート時からしっかり確認してから弾いてみましょう。
練習曲ホーマン2では
細かい音を読み間違えることなくしっかりさらってきましたね。
ただ細かい8分音符の連続パッセージ(スタカートの連続箇所)は弓先でないととても弾きにくいと思います。
また、弓の配分をいつも考えて弓のスピードに緩急をつけないと時にはアップダウンが反対になってしまったり弾きにくくなってしまいます。
全体的なテンポは走るようなことはないのですが、休んではならないところで間をとってしまっていましたね。
これは移弦です。移弦は肘が下がっていると重たくなってしまい、移動するのに時間がかかってしまいますので、肘をやはり、手首まで常に上げておくことを体に染み込ませましょう。
全体的には弾けてますので合格。
次の曲を見てきましょう。6/8拍子はまず、弾く前にしっかりリズムの打ち込みを行ってからpizzそしてarcoと進んでください。
ガボット/バッハ では
この曲は本当にたくさんの装飾音符が出てきますが、その一つ一つを実はこの曲は丁寧に少し長めに弾くことによって聴き手側に心地よい印象を与えると思いますのでしっかりテヌートしましょう。
ファファファと3つ同じ音がテーマでは続きますが、3つ目の音を弾く時、弓が速くなってしまうと四分音符が短くなってしまったり、良い雰囲気をこわしてしまうことになってしまうので3つ目の音は弓をゆっくり、あまり、使うことなく丁寧に弾きましょう。
展開部では逆に弓を少しだけ速く弾き半弓全て使うことによって曲のメリハリがついてくると思います。
レッスンでもお話ししましたが、弓の位置や量というのは敵選適所であり、その箇所を弾く上において適する長さでまた適する箇所で弾かなければ弾けなくなることがとっても多いです。
このことはバイオリンを弾くあらゆる方々に共通して言えることです。
もしも、どうしても弾けない箇所がいつまでも弾けず、なぜ弾けないのかと悩んでおられる方は弓の位置を様々なところへ置き換えて弾いて見て下さい。
すると弾けた位置が正解な場所です。そこでしか弾けないパッセージがバイオリンにはとても多くあります。
もう一つの原因は弓のスピードです。基礎練習ではロングトーンといってゆっくり弾く練習が必要ですが、曲に入るとゆっくりが全て良いとは言えません。
パッセージによっては弓をかなり速くもっていかないと曲にならなかったり、ダウンアップが逆になったりという音型もありますのでその辺は慣れて少しずつ覚えていくしかありません。
昨日のレッスンではこのようにMクンがみなさんに「ガボット/バッハ」からボーイングの様々な実例を実演して下さいました。
さらにバッハに近ずくようもう一歩、頑張りましょう。
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