兄弟でレッスンへーさいたま市南区より
2018/02/11
兄妹で仲良くレッスンへ
まだ始められたばかりの5才のRちゃんと7才のOクンご兄弟がレッスンへいらっしゃいました。
この日は妹のRちゃんから先にレッスンをしました。
Rちゃんは今週はおうちでとてもおけいこを頑張ってきたみたいです。
お兄ちゃんと全く同時にバイオリンを始めたのですから、お兄ちゃんには負けたくないという感じです。
いつか二人で合奏ができる日がとっても楽しみですね。
ということで早速、聴かせていただきました。
バイオリンの構えでは
左足は軸足となりますので動いては演奏不可能になってしまいます。
一度、左右の足を正しく開き、バイオリンを持ったら、足は必ず両足とも動かないように習慣つけましょう。
レッスンの中で足が落ち着くとその後のボーイング練習も比較的、スムーズにいったかと記憶しています。
二つ目は顎当ての高さですが、少し、高くてつらそうな原因は服装だと思えます。肩当ての高さは先週と変えてはいませんので。
バイオリンを持つときの服装はTシャツのような薄い布地にできるだけ胸が開いたものにしましょう。
また、襟のついたシャツ等も大変、持ちにくいかと思います。
今週は片手持ちを60秒は目指しましょう。
弓の持ち方
手の形は段々できつつあるのですが、弓を持ったときの指と指の間隔がくっつき過ぎです。これはお兄ちゃんにも言えることなのですが、指と指の間は必ず指1本分開けましょう。
これが全部くっついてしまうので力が入ってしまうことから、手首が自然になめらかに動かなくなり、勢いで手首を動かそうとすると指がほどけてしまい、バラバラになってしまうのかも知れません。
手首は勢い等をつけずに最初は最小限度にやらわかく動かしましょう。
それには各指1本分ずつの間隔は必ず開けるようにしましょう。すると力を入れなくても安定します。
4弦の開放弦のボーイング練習
ダウン、アップをそれぞれ別に練習します。
まずは弓をf字孔の穴の上に駒と平行に置きます。
ダウンでもアップでも弓を動かしている演奏中は右指は絶対に動かさないように習慣つけてしまいましょう。
上記の点を気をつけて、正しく弓を持ったら弓を左右前後に動かして指が動かないか弓の体操をしてみましょう。
さて、ここまでできたら、ダウンだけ→アップだけ→混合へと練習していきます。
テキスト「ヴァイオリンのおともだち」
『ちいさいともだち』1の指がいつも同じ向きに(第一関節のみをつぶす)押さえることができるようにしましょう。すると音程が安定するでしょう。
『いちばんぼし』二分音符の長さを気をつけましょう。少し短いです。2拍きちんと弾きましょう。
それぞれ曲ごとにpizz(左人差し指ではじく)を必ずやってから弾くようにしましょう。
2曲とも4番まで歌詞がありますので4回続けて弾けれるようにしておいてください。
テキスト「子供のバイオリン教本」
A線とE線のボーイングの練習だと思って音符の長さによって弓の量を使い分けましょう。
二分音符だけは全弓で。四分音符は半弓です。
しかし、弓を全弓使うときはダウンは先1/3を残しましょう。
アップのときの元の方は毛がなくなるまで、途中で肘を上げてしっかり弾きましょう。
おんぷにこにこワーク
先へどんどん進めていきましょう。
また、書いてある音が歌って音程が取れるようにしておくことも大切です。
お兄ちゃんのレッスンへーバイオリンの片手持ち
楽器を持つ前に必ず、注意していただきたい点は足です。
大半のお子さんは定位置から動いてしまいます。
Oクンも楽器を抱えながら足踏みをしたり、動かすようなことは絶対にやめましょう。
集中をしているときはきちんと持てていますので、今週は片手で60秒を目指しましょう。
左手をつけたバイオリンの持ち方では通常、左手をつけたとたんに顎の力を抜いてしまい、その代償として左手全体に力を無意識のうちに入れてしまい、抱え込んで持っているお子さんを見かけますが、これはNGです。顎だけは左手をつけても力を抜かず、集中しましょう。
また、同時に左手にも力が入ってしまわないよう左手の方は全脱力しましょう。
また、親指の形は曲げずネックから出過ぎないように。
位置はレッスン中に指定した場所から動かないようにしましょう。
楽器が斜めにならないように水平にして、左肘を右手側へいっぱいに出しましょう。
すると音程が決まります。
この動作がきついと感じる原因は背中が曲がっているからです。確認してください。
運弓法ー手首の使い方
ボーイングの練習は日毎の練習時間の中で80%はやってほしい項目です。
やらないと左手だけが上手くいくようになっても右手が弾けないために左手の音程が取れなくなったりしてきます。
上記に書いた通り、初めはダウン、アップ別々に。その後、混合でやってみましょう。
通常の基礎ボーイングとして、ゆっくりゆっくり、力を抜いての全弓練習をしましょう。
全弓の場合のダウンは毛を全て使わずに先の1/3は残しましょう。
アップは毛が無くなるまで最後の方で肘を上げて弾きます。
テキスト「はじめてのバイオリン」
『ちょうちょう』まずは左手のpizzで練習しましょう。
①左肘が出ているか②指の形が第一関節をつぶしているか③親指の形、位置等を確認し、これをやってから、弓で弾いてみましょう。
弓使いの方法は黒い四分音符は短い弓で半弓。白い二分音符は長い弓で全弓使って弾きましょう。
初めはゆっくりゆっくりのテンポから始めます。
同じように弓を動かしている間に右指を動かさないようよく注意しましょう。(指と指がくっつかないように)
テキスト「子供のバイオリン教本」
まず、最初は指を押さえない開放弦の二分音符と四分音符の混合です。
弓で弾くときは曲を弾く前にこのテキストで練習してからやると曲の方も弾きやすいかと思います。
リズムを覚えては楽譜を見ずに鏡で弓を見ながら、真っ直ぐになるよう手首を使っていく練習がとても効果が上がっています。鏡は全身映るものを利用し、(窓ガラスでも構いません)鏡に対し、横に立ちます。
次に駒に対して、弓を平行に載せ、弓が曲がっていかないかを鏡を見ながら手首で調節していきます。
すると手首の量は必要な量だけになるので良いと思います。
実践して見ましょう。
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