4才ー今日も楽しくレッスン
おけいこの日が本当に楽しみなんですね。
4才の子がレッスンへやってきました。
今日は特にニコニコ、キラキラ、凄く何だかうれしそうですね。
とお母さまに声をかけると「この日を本当に楽しみにしているんです」とお母さま。
お写真も大好きな方なのでしょうか。
今日もポーズを決めてくれました。
幼稚園帰りでくたびれているかなぁと思ったら意外なことにこの日はノリノリでした。
やっとお母様もお写真がトップに出ました。
Aちゃんのバイオリンがきてはじめての1週間でした。
不思議と自分のだとわかると自分から何とケースを開けていたというではありませんか。
これから、いっぱいいっぱい練習しようね。Aちゃん。
さてレッスンに入りました。
「ヴァイオリンのおともだち」から楽器をもちながらお歌を歌ってみます。
テキスト「ヴァイオリンのおともだち」の『あのつくのもな~ぁんだ』のリズムを歌いながらタンバリンとカスタネットでいっしょにたたいて見ました。
歌詞はよく覚えましたね。そして、テンポも講師の弾くピアノ伴奏についてくることができました。
けれど4分休符のお休みのところはしっかり「うん」しましょう。
「うん」のところはしっかり手を上げましょう。
バイオリンを持ってみました。
やはり、自分の楽器は特別なものらしい。バイオリンにやさしく声をかけながら、かわいがってあげているような雰囲気です。講師のレンタル楽器とは違いますね。
自分のものとなると大切な大切な宝物のひとつになったのでしょう。
さて、まず、バイオリンを持ってみる前にこんなことをしてくれました。イメージトレーニングですね。
そして、バイオリンを抱えて見ます。もう少し顎を「ぎゅっ」としっかりにぎりましょう。
まだまだ、力が足りません。片手で手を離してもバイオリンが持てるよう練習していきましょう。
そして少しずつ秒数を増やしていきます。まずは今週の宿題は片手で10秒持てるまで何回も練習しましょう。
弓の持ち方ー親指をきちんと曲げるようにしましょう。
右手の手首の形は下に卵を入れている状態のようにふわーっともつようにしましょう。
親指は必ず曲げた状態で斜め左方向へ入れて弓を持ちます。
他の指は第2関節まで深くかけます。
指と指の間は1本分ぐらい開けてもつと力が入りにくいと思います。
小指で力が入る場合が大半なので必ず丸く曲げておきましょう。
それができない場合は上げておいた方が良いです。
指を伸ばした状態のまま竿に置かないでください。
音質が割れてしまいますので十分、注意していきましょう。
ワークの音符をたくさん書きました。
先日、お渡ししたミッキーマウスの五線紙(気にいっていただいたようですが)もいっしょに出し、ワークで覚えた音符とト音記号を書いていきます。
ワークの中ではドレミの音が色分けされていましたね。Aちゃんにそれぞれの色を決めてもらいました。
Aちゃんは色えんぴつであれこれ、好きな色を選びながら、楽しそうにおんぷをぬっていきました。
見ている方も楽しくなってきます。
「ヴァイオリンのおともだち」を弾いてみました。
先ほど「ヴァイオリンのおともだち」の『あのつくものな~んだ』のリズム打ちが終わってるので今度はバイオリンで弾いてみました。
今日はPIZZをしてみましょう。指でポンポンとはじいてみましょう。
はじく場所は黒い指板の上です。
しっかり覚えましょう。大変、上手にできました。おうちでは少しずつバイオリンの持つ回数を増やしていきましょう。
お母さまのレッスンヘ入りました。
バイオリンを持ってみました。背中はとっても良いと思いますが顎の力はいつもイメージの中でも入れるようにしておいてください。
バイオリンを構える時は楽器が内側にこないよう外側外側へと当てるようにしてください。
背中がいっぱいに張っていれば首はかなり、回せるはずですので外側に当てるということだけをいつも心掛けてください。
弓の持ち方では親指の位置と向きをいつも注意しましょう。
弓の持ち方で本当にむずかしいのは親指の当てる位置と向きです。
親指は毛につけておきますので毛によって支えられることから力は入れないでください。
力が入るということは親指の形が曲がっていたところから伸びてしまい毛の上を滑っている状態であると言えます。
親指が伸びてしまうと深く巻きつけていた他の指は自然に指先へと戻ってしまいますので手首の自由な運動ができなくなります。
「ヴァイオリンのおともだち」をAちゃんのために練習します。
お母さまはいつかAちゃんが弾く曲を今、少し先がけて勉強しています。
左手は何とかなりそうですね。最初の曲のように開放弦といって0だけで弾く曲はもちろんですが、その後123と指が出てきても休符が入る関係から、音符は短いので、特に問題はないと思います。
2曲目もAちゃんの楽器でおさらいしましょう。
Aちゃんが練習をするときは必ずお母さまが調弦(黒いネジのところで音合わせ)をしてあげてください。
黒いネジのアジャスターは右へ回すと高くなり左へ回すと低くなります。
右の細い弦からミラレソとなります。
毎日、楽器を出すごとに調弦をする習慣をつけましょう。
調弦以外の松脂をつけることや肩当て等は見てて自分でやらせるようにしてください。
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