さいたま市中央区より頑張ってきた中学生
いつも少しずつ練習を頑張るMクン

バイオリンの練習はケガや病気でない限り、できれば毎日、弾くことが体の負担も少ないのですが、どうしてもそのようにいかないことだってあると思います。
練習をお休みすると休みぐせが人間にはついてしまい、ほとんど弾かないことになってしまいます。
この辺が本当にむずかしいところですよね。弾きたいけど何らかの事情で弾けないということが。
でも、みなさん、バイオリンは大好きなのです。できる限り弾くしかないでしょうね。
そんな中、日々忙しさに追われている中学生のMクンですが、とっても頑張っています。
早速、レッスンへ入りました。ケガをしたようですが、大丈夫かな。
カールフレッシュスケールシステム
お写真を見ると講師が左に立っています。左に立っているということはフォームの左部分でどうしても気になるところがあったということです。じっくり見ていくと、左親指が動いていってしまいます。
カールフレッシュのさらい方は自分で工夫する部分が多いのですが、当教室ではc-durの最初のこのページはまずは第一ポジションのみで弾いてもらっています。
ですから、第一ポジションの親指が微妙に動いていってしまっては何の意味もなくなってしまいます。
だからといって力を入れないで軽く添えるだけにしておいてください。
また、演奏中に弾いていると親指がどんどん上へ出てくる傾向にあります。
この原因は顎の力が少し抜け、左手へと分散してくるからです。左手は少しでも力が加わると指が広げれなくなりますので、音程に影響してくると思います。

そもそも音階の教本というものはみなさんが目標とするところは音程が正しく取れるようになるために練習しているのだと思います。
しかし、その音程が取れるようになるにはいくつものプロセスがあるわけで、言い換えれば一つ一つの正しいフォームの集結であります。
その正しい形を一つ一つ、マスターしていかなければ永久に音程も音質も良くならないでしょう。
ただ、楽譜の音符を弾いているだけではそれはできないのです。
一つ一つのフォームを正しくきちんとやっていくことの積み重ねでまずは良い音質へと変わっていきやがては最終目標である音程も完璧になるのです。
昔、教えていた生徒さんのお母様からこんなお悩みを聞きました。
「先生、うちの子は音程の微調整ができないのだけど、どうしたら、音程を上手く合わせられるのでしようか?」という内容のもの。
そこで講師は「これはね、一日でできることではなくて、バイオリンの正しい持ち方をきちんと学び&矯正していかないと音だけ覚えようとしても指が広がらないのですよ」と申しあげました。
このエピソードは昔の話しですが、このバイオリンをきちんと顎で持つというのは昔の話しではありません。
特に始めて間もない初心者の方は初心者だからこそ今、きちんとそれを重視してほしいのです。
時が経過し、悪い何らかのクセがついてしまってからではその矯正期間はその年数分はかかると思っていただいて間違いないと思います。
何でも最初が肝心とよく言われますが、本当に最初がとっても大事です。根気がいります。
ではその直るまでの期間、全く変化がないかというとそうではありません。一辺に全てが矯正されるわけではありませんから、少しずつ形が変わっていくごとに音質が変化してきます。
音程と音質は別の話か
音程と音質は全く別の話しのように思えますが、100パーセント全く別とは言い切れないことが実はあるのです。
音程とは音の高低、音質とは軽い、厚みのある音、伸びる音、細い音というようにこの2つは基本は違うものです。
しかし、スケールをさらい込んでいくと面白いことに上達のプロセスの中に、音程というゴールに到達する前に音質が良くなるという出来事を体験するかと思います。
要は音程にしろ、音質にしろ、また、その他の技術を上げるためにはスケールをやらないと全く上達しないということなのでしょう。
みなさん、頑張って見ましょう。
ビバルディ/協奏曲 イ短調 第1楽章

全体的に先週、指摘してたことが全て直され、とっても良くなった演奏でした。テンポアップしたテンポもとっても良いと思います。
最初のテーマの弓の運び方、緩急があり、そして、使う量の変化がきちんとまとまり、音楽としてメリハリがついただけではなくビバルディーらしくなりました。今週はビブラートに挑戦してみましょう。但し、かける箇所は全てではありません。また、ビブラートをかけたことで音楽がこわれたり、テンポが乱れないよう厳重に注意しましょう。
この曲のビブラートの種類は細かいビブラートです。もちろん力が入らないように。
かける場所は1小節目の3拍目の頭、4拍目の頭、2小節目の1,2拍目の頭等の8分音符です。
最小限度にした方が良いと思います。
9小節目の3拍目の二分音符とかね。この曲は決してたくさんの箇所、かける必要はないと思います。
後半のさらう箇所はいつものように毎日、さらい込んでおいてください。
暗譜の確認を行ってください。
伴奏の動きを把握するためにCDもよく聴いておくとよいでしょう。
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