さいたま市桜区・南区・浦和区の個人バイオリン.ピアノ教室

浦和のABEバイオリン教室

さいたま市中央区より頑張ってきた中学生

   

いつも少しずつ練習を頑張るMクン

img_7829

バイオリンの練習はケガや病気でない限り、できれば毎日、弾くことが体の負担も少ないのですが、どうしてもそのようにいかないことだってあると思います。

練習をお休みすると休みぐせが人間にはついてしまい、ほとんど弾かないことになってしまいます。

この辺が本当にむずかしいところですよね。弾きたいけど何らかの事情で弾けないということが。

でも、みなさん、バイオリンは大好きなのです。できる限り弾くしかないでしょうね。

そんな中、日々忙しさに追われている中学生のMクンですが、とっても頑張っています。

早速、レッスンへ入りました。ケガをしたようですが、大丈夫かな。

カールフレッシュスケールシステム

お写真を見ると講師が左に立っています。左に立っているということはフォームの左部分でどうしても気になるところがあったということです。じっくり見ていくと、左親指が動いていってしまいます。

カールフレッシュのさらい方は自分で工夫する部分が多いのですが、当教室ではc-durの最初のこのページはまずは第一ポジションのみで弾いてもらっています。

ですから、第一ポジションの親指が微妙に動いていってしまっては何の意味もなくなってしまいます。

だからといって力を入れないで軽く添えるだけにしておいてください。

また、演奏中に弾いていると親指がどんどん上へ出てくる傾向にあります。

この原因は顎の力が少し抜け、左手へと分散してくるからです。左手は少しでも力が加わると指が広げれなくなりますので、音程に影響してくると思います。

img_7828

そもそも音階の教本というものはみなさんが目標とするところは音程が正しく取れるようになるために練習しているのだと思います。

しかし、その音程が取れるようになるにはいくつものプロセスがあるわけで、言い換えれば一つ一つの正しいフォームの集結であります。

その正しい形を一つ一つ、マスターしていかなければ永久に音程も音質も良くならないでしょう。

ただ、楽譜の音符を弾いているだけではそれはできないのです。

一つ一つのフォームを正しくきちんとやっていくことの積み重ねでまずは良い音質へと変わっていきやがては最終目標である音程も完璧になるのです。

昔、教えていた生徒さんのお母様からこんなお悩みを聞きました。

「先生、うちの子は音程の微調整ができないのだけど、どうしたら、音程を上手く合わせられるのでしようか?」という内容のもの。

そこで講師は「これはね、一日でできることではなくて、バイオリンの正しい持ち方をきちんと学び&矯正していかないと音だけ覚えようとしても指が広がらないのですよ」と申しあげました。

このエピソードは昔の話しですがこのバイオリンをきちんと顎で持つというのは昔の話しではありません。

特に始めて間もない初心者の方は初心者だからこそ今、きちんとそれを重視してほしいのです。

時が経過し、悪い何らかのクセがついてしまってからではその矯正期間はその年数分はかかると思っていただいて間違いないと思います。

何でも最初が肝心とよく言われますが、本当に最初がとっても大事です。根気がいります。

ではその直るまでの期間、全く変化がないかというとそうではありません。一辺に全てが矯正されるわけではありませんから、少しずつ形が変わっていくごとに音質が変化してきます。

音程と音質は別の話か

音程と音質は全く別の話しのように思えますが、100パーセント全く別とは言い切れないことが実はあるのです。

音程とは音の高低、音質とは軽い、厚みのある音、伸びる音、細い音というようにこの2つは基本は違うものです。

しかし、スケールをさらい込んでいくと面白いことに上達のプロセスの中に、音程というゴールに到達する前に音質が良くなるという出来事を体験するかと思います。

要は音程にしろ、音質にしろ、また、その他の技術を上げるためにはスケールをやらないと全く上達しないということなのでしょう。

みなさん、頑張って見ましょう。

 ビバルディ/協奏曲 イ短調 第1楽章

img_7832

全体的に先週、指摘してたことが全て直され、とっても良くなった演奏でした。テンポアップしたテンポもとっても良いと思います。

最初のテーマの弓の運び方、緩急があり、そして、使う量の変化がきちんとまとまり、音楽としてメリハリがついただけではなくビバルディーらしくなりました。今週はビブラートに挑戦してみましょう。但し、かける箇所は全てではありません。また、ビブラートをかけたことで音楽がこわれたり、テンポが乱れないよう厳重に注意しましょう。

この曲のビブラートの種類は細かいビブラートです。もちろん力が入らないように。

かける場所は1小節目の3拍目の頭、4拍目の頭、2小節目の1,2拍目の頭等の8分音符です。

最小限度にした方が良いと思います。

9小節目の3拍目の二分音符とかね。この曲は決してたくさんの箇所、かける必要はないと思います。

後半のさらう箇所はいつものように毎日、さらい込んでおいてください。

暗譜の確認を行ってください。

伴奏の動きを把握するためにCDもよく聴いておくとよいでしょう。

 - 生徒さんレッスン風景

  関連記事

新入会年少さんの初レッスン

新しい年の今月から、年少さんのお友だちがお仲間入りしました。 まだ小さいのにやる …

葉加瀬太郎さんの情熱大陸がお気に入りのkクン

バイオリンーやっぱり楽しいらしいです。 お家では「おじさんバイオリンのうた」と言 …

音符が正確に読めるようになってきた小学生ー親子レッスンより

yクン、音符がだんだん正確に読めるようになりましたね。 yクンは最近、音がしっか …

小学生のレッスン

音階練習を頑張り出した小学生yクン yクンは小学生ですが、最近、とても頑張ってス …

新しいおともだち

3才Nちゃんーお写真デビュー 8月にご入会して下さった3才児のNちゃん。 一度、 …

大学生さん初撮影です。

なかなか撮影が間に合わず いつもそうなのですがレッスンしながらの撮影はなかなか余 …

始めたばかりのサラリーマンさん

今月からスタートした楽器未経験のsさん。 3月からレッスン開始したサラリーマン3 …

基礎ポイントを追求することによって誰もが上達するレッスン

左手の基礎フォームをマスターした高校生 思えばまだ、当教室にご入会されて1年も経 …

神奈川県からレッスンへ見えられたyさん

新年初のレッスンへ見えられたyさん いつも横浜からクルマでレッスンへお見えになる …

4才の年少さんー親子でレッスンへ

楽しい楽しい親子レッスン 今週も元気よくAちゃんがお母さんといっしょにレッスンへ …