親子でレッスンへ見えられたTさん。
お母さまも頑張ってバイオリンを弾きます。
昨日はお母さまからレッスンをしました。片手から両手をつける時に顎の力が少し抜けてしまいます。これが抜けなければ恐らく、両手を持った時に左手の手首が抱え込むような形にはなりにくいと思います。でも、何回かやっているうちに良くなりましたが。
バイオリンの片手持ちをお家で練習する方法は楽器がない時はティッシュの箱で練習するとかなり、効果があるようです。ティッシュの箱は軽いしへこむぐらい力を入れて練習して見ましょう。
今週はこの箱の片手持ちで40秒ほど持てれるように頑張って見ましょう。
背中はそのままで大変良いのでそのようにいつも背中を伸ばしておいてください。
お家での練習ー弓
弓の持ち方の練習はお箸やエンピツで練習するだけでこれもかなり、効果がありました。
やはり、軽いからでしょうか、落とす心配がないせいか、力まで抜けるようになります。
お指の形はまず、親指をしっかり曲げ、毛につけておきます。曲げた状態のまま親指と中指を重ねます。
他のお指は指1本分ぐらい間隔を開け指の巻きつけは各指、第二関節弱までしっかり巻きつけて下さい。
小指は力を抜いて丸く置いておきます。
ここで意外と忘れてしまうのは手首全体の形です。
手首全体の形をふくらませていないと指の巻きつけが浅くなってしまいます。
この手首の形、へこんでないかを必ず最後に確認しましょう。
テキスト「ヴァイオリンのおともだち」その他の譜読みについて
「ヴァイオリンのおともだち」今後は様々なリズムや音が出てきます。1つずつ、覚えていくために新しい曲を弾く時は必ず、声を出してドレミを口で言ってみましょう。
この作業が終わったら1234と口でいいながらのリズムの打ち込みは必ず必要になってきます。
なぜ、こんなことをやらなければならないのかということについてご説明していきましょう。次の練習曲でも同じことが言えるのですが、クラシックの最もスタンダードなリズムより、ポピュラーや他ジャンルの楽譜の方が譜読みは数百倍むずかしいものだということをまず、知って下さい。リズムはもちろんですが、むずかしいのは音も読むのが大変だと思います。
良く知っている曲でも繰り返しや楽譜の基本ルールを知らないとまずは弾けません。
いくら、知っている曲でもクラシックとポピュラーやジャズ等では大違いです。
クラシックのように知っている曲だから弾けるというものではなく、他ジャンルはリズム一つを取っても拍子が取れないと耳で弾けれるものではないのです。
ですから、憧れの曲を将来、クラシツク以外で弾きたいと思われている方もそうでない方も始めは最も簡単なクラシックの譜読みがまずはできないことにはオールジャンル、どんな曲も弾けなくなるということをしっかり、認識しておいてください。
言い換えれば将来、どんな曲でも弾けるためにリズムの打ち込み、階名唱(ソルフェージュ)をやるわけです。
つまり、どんなジャンルにおいてもクラシックの譜読みは基本であるということを心得ておいてください。
また、バイオリンの場合は1234と全て指を振ってもらうと少し進んでいくと逆にわかりにくくなってしまうかと思います。
なぜならば、1の指だけでいくつも音があり、どこの何の音の1だかすら、わからなくなってしまうこともあるからです。
きちんと譜読み(音を読んだ後に書き込むのは別ですが)をしてからでないとドレミを読まずに指番号だけで覚えようとすると、必ず、どこかは違う音を弾いてしまうことになります。
ホーマン第1巻第15番
上記のような理由でまずは譜読みをするのに手間がかからない最も簡単なものから入っていきましょう。
というのがホーマンです。ホーマンは譜読みのための練習曲です。
今までこれを毎週、まじめにやってこられた方は100パーセント楽譜が読めるようになっています。
やり方は上のテキストと同じようにやって見ましょう。
Aちゃんのレッスンに移りました。ーまずはお歌を歌いました。
「ヴァイオリンのおともだち」A線からD線、G線のお歌までAちゃんの持ってきたかわいらしいタンバリンとお教室の大きなタンバリンとで講師と合奏して見たら、Aちゃん、凄く楽しそうに生き生きしていました。
お子さまの場合はどんな打楽器を使用しても良いので打ち込みが楽しいことと思えます。
次にカスタネットを叩いて打ち込んでいたAちゃん。お手てのまだ、小さいAちゃんはカスタネットよりやはり、タンバリンの方が叩きやすそうです。
そして、次は講師が大きなバイオリンを弾きAちゃんと合奏して見ます。
ワークで音符のおさらいをしました。
Aちゃんは書くことが本当に大好き。今週もワークでたくさんのドレミを書きました。
「ト音記号が書けるようになった」といっていっぱい書いて見せてくれました。
その後、ド~ラまでの音をAちゃんは一つ一つ、考えながら書いていきます。
音符は数えるより覚えた方が早く読めるようになります。
頑張りましょう。
ドレミのカードでは
まずは先週、やったフアソラのカードをおさらいしながら、取ってもらいます。
ソだけが惜しかったですね。よく覚えておきましょう。
次にドからラまでの今までやったカード全ての音をピアノで出し、カードを取ってもらいます。
レだけが取れなかったかな。毎週このようにおさらいしていくと必ず音が読めるようになっていきます。
バイオリンの準備をします。
まずはAちゃん、自分の楽器をちゃんと開け始めました。
少し、困っているご様子だったので講師が覗くと、紐がからんで取れなかったようです。
すぐ講師がからんでいた結び目を取りました。
小さい子の分数楽器のケースは紐にせず、角ケースのようなマジックテープのタイプを作ってくれないかと。でないと子どもはいつまで経っても、一人で楽器の出し入れができないことになります。
そのようなひょうたん型の分数ケースももしかしたら、あるかも知れませんが。
さて、紐がほどけると弓をくるくるして松やにを塗り始めたAちゃん。
いつの間にか、一人だけで弓を持っています。凄い進歩です!!。
もちろん、その前後はまだ少し、講師が見守っていますが、自分の大事な大事な楽器という意識が、少しずつ芽生えてきたようです。
松脂をぬって肩当ても自分でつけようとしましたが、むずかしいのでまだ少しだけ講師が手伝いました。
これもだんだんできるようになるでしょう。
バイオリンをぎゅっと挟んでみました。
もう少し顎に力が入るといいかなという感じです。
バイオリンの片手持ちだけをお家で遊びがてら、せーので何度も何度もやってみると楽しめることも。
しばらくはこれを重視していきましょう。
先週のようにまた、ぎゅっと力が入れられると良いですね。
弓の持ち方の練習方法として
弓を持つ右手の手首の形がふくらませた形でふぁーと持てるようにするために、ティッシュを一枚だけ丸め手のひらに挟んで弾いて見てください。まだ、指は小さいのでティッシュは小さく丸めてですが、かなり効果があると思います。
落としても割れるものではないですが、落とさないようにしようとすると手の形がふくらみますので良いと思います。
軽いしお勧めです。やって見て下さい。
顎がぎゅっと挟めている日だけボーイングや曲の練習をしましょう。
調子の悪い日はバイオリン(片手持ち)と弓だけを何度も何度もおさらいしましよう。
ここの練習が足りないと弾けるようになりませんのでがんばりましょう。
今週は20秒の片手持ちと弓だけのおけいこに集中しましょう。
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