基礎ポイントを追求することによって誰もが上達するレッスン
2022/07/02
左手の基礎フォームをマスターした高校生
思えばまだ、当教室にご入会されて1年も経ってないのですが、3月にご入会されて9ヶ月。
初めての6月のサマーコンサートでは指を広げることがやっとだったのに。
そして、当初は右手も手首がほとんどまだ使えなく演奏自体がまだ硬かったHさん。
ところが、11月の発表会では左指の押さえ方から右手の手首運動まで完璧になり、安定した素晴らしい演奏をするまでになりました。
一言で言えばこれだけ全てのフォームが完璧になると音質も音程もいつ弾いても安定します。
譜読みの時は別ですが。
基礎ポイントを追求することによって誰もが上達するレッスン
例えば音程が取れないのも、速いパッセージが弾けない場合も、雑音が出る場合もビブラートが上手くかけられないような場合も必ず原因があるのです。
偶然に音をはずしてしまいました。
と思っておられるかも知れませんが、実はそのようなことはなく必ず原因があります。
基礎部分のどこを修得できてないから、できないのかという基礎ポイントをその都度、しっかり明確にするレッスンなので、当教室に来ると間違えなく上達していきます。
しかし、いくらレッスンで習ってもその後、ご自宅での復習をされない方はどんな先生に習っても上達はいっさい見込めません。
そんな楽器なのです。
バイオリンという楽器も正しい弾き方ができないと凄い思わず耳を塞いでしまうような音質が出ていきますが、当教室の生徒さんは全く、そのような音を出しません。
はじめに耳を塞ぎそうな音が出ても3週間も経たないうちに直してしまいます。
これは大人だけではなく、お子様でも同じです。
小さいサイズの楽器であっても、また、高価な楽器では全くなくても、当教室に通っていると耳障りな音質は全く出なくなります。
それだけ、基礎フォームに時間を割いています。
保護者の方からするといつになったら、曲が始まるのかと待ち遠しく待っておられることと思いますが、ここはしっかりやらせていただいております。
最初にきちんとした弾き方を習ってバイオリンが弾けるようになりたい。
という初心者の方や上達したいという経験者の方には間違えなく当教室がお勧めです。
その逆にその時間だけレッスンへ行ってバイオリンで癒やされたいと思う方や曲だけを弾きたいと思う方には向かないでしょう。
かといって専門家を目指す方ばかりではありません。
大半は趣味でやられていますが、要はバイオリンが好きで真面目でやる気のある人であれば必ず、上達できるということです。
好きかどうかもまだ、わからなく、適当にやりたいというやる気の薄い方はまだ始めるべきでないでしょう。
好きなことでも練習って大変です。
まして、特に好きでもないことだったらどうでしょう。
ご自分をよく分析して見ましょう。
来年の発表会では
さて、高校生のHさんですが、来年の発表会では少し長い曲にチャレンジすることになりました。
「ロマンス/リーディング」少しだけ長くなりますが、素敵な曲ですよね。
長いとなると譜読みが少し、大変ですが、頑張りましょう。
Hさんもそうですが、普段、練習曲をきちんとこなされているので、それから見ると曲はそんなに大変ではありません。
サマーコンサートの曲の譜読みも同時に行っていきましょう。
暗譜の時期と方法について
暗譜というと曲が弾けれるようになって全て仕上がってからやるという方法は危険です。
長い曲だったら、どうなるでしょうか。
また、難技巧な箇所があったらどうでしょうか。
私の経験からすると暗譜は一番最初の譜読みの段階から、4小節ずつ譜読みをしながら覚えていくという方法が一番のお勧めです。
なんとなく覚えている、特に暗譜に時間をかけたことはないという状態では小節と小節がつなげられなくなってしまいますので最初は弾けない箇所があっても、このように短小節ずつを最初は前を向いて弾き次に後ろを向いて弾きという方法で小節をつなげていきます。
これだけを別にやるとなるととってもめんどくさいのですが、譜読みの段階から同時にやっていくと手間が省けます。
もちろん、1回では済まないですけれど。
通してみて何回か落ちているうちに落ちなくなる。
だから、暗譜は必ず、早い時期からやっていきましょう。
実践してみてください。
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