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浦和のABEバイオリン教室

さいたま市中央区のMクン

   

忙しいけれどコツコツ頑張っているMくん。

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さいたま市中央区からレッスンにやってきたMくん。

お母さまのお話しだと「毎日、帰りが遅く、クタクタになっててやらない日もあるんですよ」。

とMクンのことをおっしゃいました。

講師が聴かせていただくと、いや、そこまでおっしゃる割には先週から見ると前進しているのでそこまでのこともないのです。

特に今、手間のかかる協奏曲を弾いているのに一歩一歩、ちゃんと前進させているのです。

ということで早速、レッスンへ入りました。

カールフレッシュ

img_7621指のタッチはどの音も均等に強く押さえられているようですが、左手の親指が少しずつ、動いてしまっています。第一ポジションでやっていることを意識し、親指の位置は厳重にいつも弾きながら、気をつけていないと移動ポジションに入ると全てズレていってしまいます。そもそもバイオリンのポジションは1~7ポジションまであり、各ポジションの親指の位置が決まっているものです。ですから、音を出してみて音程の合ったところに親指を持っていくという奏法は絶対にやってはいけないことで即刻、改善しなければなりません。Mクンは今、そこまでではありませんが。念のために、また、みなさんのために書いておきます。

ポジションの勉強も基礎練習の中では中級者の始めに誰もがやらなければならない重要項目です。移動先が不明(目的地のわからない場所へ)な場所へ行くことは可能でしょうか?。考えたらわかりますよね。

近々、スケールでも移動に入っていきますので、その辺はかなり、詳しくやっていきますが、移動のない1STポジションでは上記の理由で定位置から必ず動かないように厳重、注意してください。

親指が動いてしまうのには理由があります。親指に少しでも力が加わっていると各指が広げられないことがあります。

バイオリンはあらゆるところで力を入れるべきところは顎だけなのです。

左足の重心もありますが、上肢で力を入れるべきところはだけなのです。それをしっかり定着させていってください。

6度の重音ですが、重音の基本的な弾き方は弓圧をかなり抜いて弾くように心がけてください。(右手の小指が突っぱらないように)

ビバルディ/協奏曲 イ短調 第1楽章

img_7625Mクン、少しずつですが練習、頑張っているなぁと冒頭でお話しした理由はこれです。ザイツやビバルディーのコンチェルトは学生協奏曲とも言われています。特にビバルディーは良く発表会で弾かれる曲なのですが、(講師も小3のときに弾きましたが)音符が細かいだけではなく、左手のポジション移動や右手の手首のフル回転運動やアクセントやテヌート、強弱記号等を同じテンポの中でやっていかなければなりません。楽譜が読めているからおしまいというわけにはいきません。この手のものを弾く時、生徒さんにはやはり、細かいパッセージでは確認のため、さらい込みがどうしても必要になってくるでしょう。部分練習ね。実際に聴かせていただきました。譜読みは1ヶ所だけ(9小節目の二分音符の長さが足りません。タイがかかっているので2拍半です)。直しておいてください。他、弓順が逆にならないようにレッスンで指摘した箇所は良く見ておいてください。前回のレッスンから見ると本当に後半をよく頑張ってこられたと思います。ですが、24小節から32小節までは毎日、さらい込んでおきましょう。臨時記号、間違って弾いてそれを覚えてしまわないように。

17,20,34小節目の八分音符から始まるアクセントは全てアップからで弓を速く全弓で弾きましょう。

(前小節のスラーはなしで弾く)この箇所はレッスンでやった箇所です。

また、ビブラートをかけれる箇所、例えば、1小節目のテヌートの八分音符、他にもありますが、そのようなパッセージに少しずつビブラートを意識していきましょう。

ビブラートに関しては次週にくわしくやりますので、今週は始めから最後までしっかり暗譜の確認を行ってください。

 - 生徒さんレッスン風景

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