親子でレッスンーさいたま市南区より
2022/07/03
カールフレッシュー右手が左手に及ぼす影響
今回はお母さまのお写真をトップに載せるため、記事をYクンより先に書きます。
日々のお家での練習のせいか左指は速く回るようになってきているのですが、少し残念なところはアップ時における後ろの方の音がかすみます。
原因は何か。
例えば指のタッチが均等でない、弓のスピードがすごく速く弓があっという間に先部分にくるから音が出にくい。
これが大半だと思います。
みなさんもたぶん、一度は先生からこのように言われた経験があるでしょう。
これ、もしも講師が音しか聴いていなかったとしたら、このようにまずは考えます。
しかし、今回のFさんの場合はアップ時なのと見させていただいた結果、判明したものは右肘です。
カールフレッシュの細かく動くパッセージでなくてももっと単純な単音をゆっくり弾いてみてください。
すると元付近に突入した時に肘が上がらなかったとしたら、音はこもり、ひどい場合は割れてしまいますよね。
単調な旋律でもそのような現象がおきますのでカールフレッシュの細かいパッセージだといくら左指を頑張ってもだんご状になってしまいます。
右肘の高さは本来、一音、一音、手首と同じ高さまで上げると思ってください。
もちろん、弦によって変わってきますが。
すると均等に抜けの良い演奏ができるようになります。
モーツァルト/ディベルティメント 第17番 第3楽章「メヌエット」
主題の旋律はどこも重たくならないようにすることがまず、大切です。
その上でクレッシェンド、強弱記号をしっかりやりましょう。
展開部の最後、(主題に戻る1小節前の音程、)はさらい込んでおきましょう。
トリルは左手でタッチを強くたたきましょう。右手の弓がここは長くならないように。
Trioの前の重音は全弓で弾きます。
Trioのテンポですが、スピカート(飛ばす)があるので全体に主題のテンポよりも速く弾くようにしましょう。
右手が大活躍するパッセージです。
手首をいかにやわらかく、16分音符全てに上手く使っていけるかです。
テンポアップしても手首を常に使っていくことを意識しましょう。
レッスンでは全て繰り返しなしで弾いてもらいましたが、本番は全てつけましょう。
後半の音程、最後から3小節目もかなり怪しかったかと記憶しています。
速くフィンガリングを決めこのような箇所は部分的に暗譜をして何回もさらい込みましょう。
モーツァルトの場合、ゆっくり弾いていたときは問題がなかったが、テンポを上げたら弾けなくなったという方が今までに何人もおられます。
自分にとってむずかしいかなというところをピックをし、部分的に暗譜をして何回もさらい込みましょう。
Yクンー リトミックソルフェージュはじめてのバイオリン
「リトミックソルフェージュはじめてのバイオリン」の教本の中の『バスバスはしる』を弾いてもらいました。
付点のむずかしいリズムがありましたが、とっても上手に弾けましたね。
少しずつ、曲の方も長めになってきていると思います。
次週は次の『いとまき』を弾いてきましょう。
新しい曲を最初に見る時は必ず、リズムの打ち込みを行ってください。
123と口で言いながらたたきましょう。
タタタンタンではありません。
次にドレミの階名唱も必ず行ってからバイオリンを持ってください。
バイオリンを持ったらはじめはpizzで。音程が取れるようになったら弓で弾きましょう。
HAUCHARD
30番を弾いてもらいました。今週は音程も音もとっても良いと思います。
32番のD線の練習をしてきましょう。
D線の隣の弦に触りやすいので、特に姿勢に気をつけて弾きましょう。
肩当てをブリッジ式のものに変えてから、楽器が下がらなくはなったのですが。
背中が曲がったり、お家で楽器を持つ時に内側に挟み過ぎる傾向があるようです。
普段の練習において楽器を当てるときはもっと、外側へ当てるよう必ず習慣つけていってください。
おうちでのおけいこはどんなに時間がなくても片手の構えと片手のボーイングだけは必ず毎日やるよう心がけてください。
その日、構えが上手くいかなければそれだけやってください。
「ドレミ」のカードのおさらい
カタカナ1点のドから2点のドまでの音符カードのおさらいをしてみました。
まだまだ、時間がかかる音も。もう少し、速く読めるようにしていきましょうね。
譜読みは数えなくて一つ一つの音を覚えてしまう方が段然早いといわれています。
数えることは悪いことではありませんが、数えなければならないうちは譜読みがまだ遅いと思ってください。
読譜力をつける方法はどんどん音符を読んでください。
「やさしいソルフェージュ2」
今週から今までやっていたワークが終わり、新しいワーク「やさしいソルフェージュ2」へ入りました。
先ほどカードに出てきた音符を思い出して見ましょう。
同じドでも五線の場所によって名前がついています。
この本からしっかり学んでいきましょう。
新たに五線紙が加わりました。
ワークで書いた音符やト音記号を上手に書けれるよう五線紙でも書いてみましょう。
スズキメソード1巻 「きらきら星」
今週はピアノの伴奏に合わせてABCEと続けて通しで弾いてもらいました。
ピアノの前奏でお休みのところは必ず、弓を乗せて待っていましょう。
楽器も下さずにがんばりましょう。
弓の位置は真ん中付近で弾くのが最も弾きやすいでしょう。決して元にこないように注意しましょう。
レッスンを見ていて気がついた事は時間が経つにつれ、弓の長さがどんどん長くなっていきます。
すると疲労を感じるようになってくるので、最後のE以外は弓の量は真ん中だけで短くハッキリ弾くようにしておきましょう。
2つ目は全体のテンポを少しずつ上げていってください。
本番で弾く時、あまり、ゆっくりだと疲れてしまうでしょう。
もちろん、その都度、暗譜もしていきましょう。
次週はDを弾いてきましょう。
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