両手で弾けれるようになったTさん。
2017/04/30
軽く弓の体操をしてもらいました。
小指の力がだんだん、抜けてきたように思います。
形をくずさないまま、何回も弓の体操を行ってください。
右手の指はどこの指も力が入らないようにしましょう。
片手でバイオリンをしっかりと挟みボーイングへと進みます。
バイオリンを弾く時はバイオリンの基本構造を考えて見ると何をどうしたら弾けるようになるのかがわかるようになってくると思います。講師によって指摘されたことの中でどうしてそうでなければならないのかを少しだけ考えて見るとその全貌が見えてきて、一つ一つの動作が意味のあるものとなっていることがわかると思います。
しかし、あまり、考え過ぎない方が良い場合が、結構ありますので言われることが意味のあるものと信じてひたすら練習をしましょう。
「片手の構え」もその一つです。この動作だけを見るとバイオリンは両手をつけてひくものなのにどうしてこんなことをやるのかと疑問に思う方もおられるでしょう。
しかし、すぐ先を見ると顎できちんと挟めない状態だと左手に数々の影響を及ぼしてしまいます。
バイオリン教室ではまず最初にやることこそ最も重視する事柄です。
日々の練習においても両手の前に必ず、片手できちんと持つことを習慣にしましょう。
両手に進みました。
片手でバイオリンが安定してきたので、両手をつけて徹底的に手首の使い方を教授していきます。
もちろん、楽器を出してまずは片手できちんと挟めるか、それを確認して落ち着いてからですが。
今週は新たにダウンからアップへいく切替し時点での手首の動きをやってみました。
理想は他人が目をつぶって聴いていてもいつ弓を返したのかわからなくなるぐらい手首を柔軟に使ってフレーズをつなぎましょう。
アップ時はきちんと元の毛がなくなるまで弾くことができました。いつも心がけましょう。
左肘がたまに動きますのでしっかり固定しましょう。
左手の練習ーホーマン第1巻第15番
良い演奏は先週もお伝えしたように力のバランスです。基本奏法において右手を0とすると左手は2。それが逆になったり、同じ比率になってしまうとクリアーな音質は出ないでしょう。
指先に少し力が加わるようにするには各指、押さえるごとに指を高く上げ、引きつけてて強化します。
このように左手の形をしっかり覚えてもらうためにホーマン第1巻15番をpizzでやってみます。
正しい指の形を意識しながら、指、1本1本をかなり、広げましょう。
ここでも左肘が動かないかを厳重に注意してください。
ホーマンは読譜の練習曲です。どんどん先のものの打ち込み、階名唱を進めていってください。
読譜力をつけるにはどんどん自ら、日毎に譜読みをしていくと早くなるでしょう。
頑張りましょう。
少しだけ弓を使ってホーマンを弾いてみました。
pizzで弾いていたときは左手の形がほぼ、くずれませんでしたが、弓で弾き出すと、少しそちらに神経がいってしまったのか左手の親指の位置が少し、動いてしまいました。
演奏中の目線の位置は右手ではなく開放弦0であっても押さえる指の方を見るようにしましょう。
バイオリンは左手で音程やリズムを取り、右手で音楽を創ります。両手も慣れるまでしっかり練習しましょう。
PIZZで「ちょうちょ」を弾いた後、弓で弾いてみました。
左指の音符はほぼ頭に入ってきているせいか左手はスムーズになりましたが、やはり、右手はこれからです。一つ一つのフォームが安定するまでは毎日、ボーイングの方にウエイトを置きましょう。
因みに「ちょうちょ」は全音、レガートですので基礎ボーイングのように手首をフル回転させ脱力して弾くようにしましょう。
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