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浦和のABEバイオリン教室

新しい曲に取り組んでいたMクン

   

選曲について

昨年の暮れに発表会が終わってからまもなく、冬休みに入りましたが、その間、Mクンは自分で選曲をし、次に弾く曲を決めて練習をされていました。

選曲をするということは自分の様々な要素を知り、分析し、弾けるかどうかを考えるわけです。

現在、できないところがどこなのか、また、それはどのぐらい期間をかければ弾けれるようになるのかを見据えて選ばなければなりません。

ですので選曲という作業は本人にとってとても良い効果をもたらしていくでしょう。

日頃、レッスンごとにどこができていてどこがまだ、できていないのかを回ごとに見直して記録していく作業は大変なものです。

プロの講師でも選曲は時間をかけます。Mクン、今年もまた、大きな目標を持って頑張りましょう。

ということで早速、レッスンへ入りました。

フォームのチェックから入ります

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「カールフレッシュ.スケールシステム」を使いながら、左手、右手とありとあらゆるところをチェックしていきます。

まずは右手から。実際に肘が手首に対し、どのぐらい上げなければいけないのかを全身移る鏡でまずは確認してもらいました。

次にスケールを弾くときはどのぐらいの弓の量を使っていくのかを講師がサポートしながら教授していきます。

また、右手の小指は丸く置き、いつも伸びていないかを確認しましょう。

次に左手です。親指が少しだけ多く出てしまうなと思いました。顎の力を入れて親指を引っ込めましょう。

次に全体の姿勢です。肩当ての位置をズラしながら、水平に持てる位置まで高さも含めいつも調整しましょう。

左軸足は外側45度に向け、同方向へ楽器を持っていく。これを背中を張った状態を保ちながら行います。

6度の重音ではレッスンでやったリズムとスラーに挑戦してみましょう。弓のスピードが速くなりにくいボーイングだったと思います。重音を弾く時の弓圧が昨年より少し抜けてきたかと思います。

ポジション移動における重音はレッスンでやった通り、高低、それぞれの指のテンションのかけ方に注意しましょう。

次週から、8度の練習も加えて取りかかりましょう。2と3の指も押さえることを覚えていきましょう。

ホーマン練習曲2

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3拍子のリズムはメトロノームをかけながら、何度も打ち込んでから弾きましょう。

音程はそれほどむずかしい曲ではありません。

但し、読み間違えのないようきちんと読みましょう。

また、弓のスピードが速いと頭のスラーが足りなくなってしまったりするので、十分気をつけましょう。

ベラチーニ / Gigue「ソナタニ短調」から

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まず、譜読みの段階で心得て欲しいことは12/8拍子ということは速い曲の場合、4拍子で取っていくことは頭に入れておいてください。次にこの曲の場合は弓の場所です。スタートはどこから始めるとスムーズにいくのか。

元です。タイで伸ばすところまでは元の方で弾くと弾きやすいかと思います。

小節目から展開している16分音符の頭の音はしっかり、左手でアクセントを入れましょう。

右手で入れようとすると弓の量がオーバーしてしまい弾けなくなってしまうので必ず左アクセントです。

11,12小節目のようなスラーの上に点がついているパッセージはメゾスタカートといいますが、このような箇所はしっかり、弓を止めましょう。飛ばさないように。

装飾音符がところどころで出てきますが、単独で何拍ではなく、その音符も含めた拍数になります。きちんと数えるようにしましょう。後半も勉強してきましょう。

重音の練習はレッスンでやったように丁寧にさらいましょう。

 - 生徒さんレッスン風景

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