身体にやさしい練習方法
2018/09/05
身体にやさしい練習
みなさん、身体ににやさしい練習、つまり、比較的、あまり、身体に負担をかけない練習ってどんな練習か、考えてみたことってありますか?
自分にとって、難易度の低い曲、確かにその人にとっては練習時間の削減になるでしょう。
しかし、それでも、本番直前に大量の練習をするのではかえって、身体に負担をかけてしまいます。
楽器演奏はある意味、スポーツと同じぐらいの体力を使います。
そして、筋肉も初めて、使ってないところを使って起こる筋肉痛や疲労痛。
このようなことを避けるために私達は実は毎日、少しずつ練習をしているのです。
筋肉は使わない日数分だけ、どんどん固まっていき、次に楽器を持った時に酷い目に遭います。
単純に上手に弾けなくなってるというのではなく、楽器を持つことも、立っていることまでもしんどくなってしまいます。
毎日、少しずつ回数を分けるのが楽で、負担がかからない。
すぐに疲れてしまったり、身体の負担を減らす意味でも、毎日、ほんの少しずつ、回数を分けて練習をするのがオススメです。
効率的な練習方法は時間数ではなく、実は回数なのです。
一番良くないのは週末にまとめて長時間、練習をするような方法は身体を痛めてしまうばかりか、上達も望めません。
練習というとイメージが長時間と思い込んでいる方が初心者の中にたまにおられますが、毎日5分から始めるのであれば苦になりませんよね。
そこから、だんだんとレベルが上がるにつれ少しずつ、増やしていけば良いのです。
練習はいつやるのがベストか
季節を問わず、一般的に、お出かけ前でしょうか。
どんな方でも朝練は身体の循環を良くします。
忙しいバタバタな朝、しかし、早く起きて、消音器をつけて、音階練習だけでも弾いて出かけると、帰宅後が楽になります。
帰宅をしてから、曲の部分練習をしたりすると指回りが良いのにびっくりするでしょう。
また、帰宅後の身体の負担が全く違います。
遠出をして帰宅後は練習できない日があっても、朝練のスケールが多大な力を生み出し、弾いてない曲でも弾けたという経験を講師は多数、持っています。
美しい音色を創る基本要素
音色というとみなさんが思いついてしまうのは高価な楽器!でしょうか。
しかし、答えは違います。
いくら良いものを手にしても本来の楽器の持つ正しい楽器の弾き方をしないと講師の楽器をみなさんが弾いても良い音を出すことはできません。
①基本に沿った正しい弾き方
②弓の毛替えと弦の交換。
みなさんの中には弓の毛の交換時期を見逃してしまう方がまだまだ、おられるのですが、毛は交換時期になると、音量が、小さくなっていき、松ヤニの量が、自然と増えていきます。
限界に達すると松ヤニも5分しか持たなくてなってしまいます。
更に、そこまで、延長させると、腕が上がらなくなり、痛みを発生させてしまいます。
難易度の高い曲を弾いている方は替え時のサインが弓を飛ばしにくいなあと感じてしまうでしょう。
これらを自分の技術だと思っていませんか。
次に弦の交換時のサインは?
弦は消耗品ということはみなさん、お判りだと思いますが、交換時期になりますと、音質が、全く、延びなくなります。
声に例えますと地声のようなつまってしまう音質へと変化していきますので、どんどん曲などのテンポが速くなっていき、弾けなくなってしまいます。
また、音が思うように出ないので、右手の弓圧が、無意識のうちにかかってしまいます。
そして3番目が練習です。
➂毎日の練習
ではここで、どうしたら練習する気が起こるのかを考えてみました。
目的を明確にさせる
モチベーションの持続はどこにあるのかですね。
それには小さな目標と大きな目標を常に自分で設定しましょう。
大き過ぎる目標は夢で終わってしまうという説がありますので、ある程度は現実的なものを。
小さな目標はムリのないできそうな目標です。
言葉を変えると計画の立てられるものを設定しましょう。
人に聴いてもらうことをイメージする
演奏はたとえ、どんなレベルでも、人に聴いていただかないと上達がしないどころか、目的意識が薄れモチベーションが低下してきます。
ここでもっとも重要なポイントは他人との比較ではなしに、自分の年毎の変化の比較です。
前年とは何が変わり、何がまだ、できないからということを整理していくと何をしていかなければならないのかという今後の課題が見え、練習するようになるのです。
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