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浦和のABEバイオリン教室

ヴァイオリン上達を目指す方へ

      2018/09/05

必ず毎日練習すること。

どんな天才で才能の持ち主であろうと又、教えることが大ベテランの先生についていたとしても、バイオリンを毎日、持つことのできない方は上達は全く見込めません。

よくある事は趣味でやっているので毎日、弾くことができなくても大丈夫ですよねとか過去におっしゃられた方がおられましたが、講師が許す許さないとかの問題では全くないのです。

本人の問題なのです。私はどちらかというと練習をしない人にしろしろと言うのがめんどくさい方なのであまり、言ってこなかったのですが、練習をするということに関してはプロもアマも全く同じだと考えます。

病気や特別な事情があってどうしても弾けなかったということはそりゃ、あることと思えます。

ですが基本は毎日です。バイオリンは遊びではなく勉強なのです。

できなかったことをできるようにしていくのは遊びではない、勉強なのです。だから、好きな時に、時間があった時だけ弾くというのでは全く上手くなりません。

練習時間ではなく質の高い練習を

バイオリンを習い始めたお子さんが毎日、3時間程、練習を積み重ねたところ、1年でコンクールに出られるまでに成長された方がいらっしゃいました。

そして、大人の方で同じぐらい練習を積まれていた方はアマチュアの市民オーケストラに初めて3年程で入団されています。

しかし、これらの方たちは、時々3時間の練習をするわけではなく、毎日なのです。

ですから、先に時間よりも上記のまずは5分でも毎日やろうとする試みが非常に大切です。

それをクリアーすることができたら、次は時間の前に練習内容にこだわって見ましょう。

すると時間は自然に増えていくものなんだなぁと感じることと思えます。

上達を望むなら毎日、スケールを弾きましょう。

本当に毎日という言葉はアマチュアだけではなくプロだってすごく大変なことです。

でも、バイオリンを弾くと決めたからには自分に負けずに頑張ってください。

時間は与えられるものではなく自分で何とかして作るものなのです。

わずかな時間を組み合わせてスケール、でも良いでしょう。

毎日、スケール練習を積み重ねることによって弾き方そのものに変化が表れ多くの難曲をさらったことになる程、腕を上げます。

プロが本番当日であっても楽屋でスケールを弾いているのは時間がないという理由では通らないからです。

プロだって練習が嫌いなのです。でもやると自分が決めたからにはやる。その点ではアマチュアも同じです。

楽器のメンテナンス

もう、一つ、上達に欠かせないポイントは弾いていると必ず、弦や弓の毛が消耗してきます。

弦が消耗してくると音が全く伸びなくなるのでテンポもどんどん速くなる傾向へ。

弓の毛替えを怠ると音量がかなり出なくなり、弓圧をかなり、かけて弾いてしまったりと自分で加工して弾くような悪い癖がどうしてもついてしまいます。

また、松やにを塗っても5分ももたない状態になっていて毛替えをしないでいると右手が上がらなくなってしまいます。

頻度は練習時間に依りますが、ドミナント弦を使用している場合は通算で40時間。

弓の毛替えは毛に依りますが、1時間練習する人で5か月というのが今までの平均的な数値です。

家庭で音楽を取り込み共有すること

特にお子様の場合は子供さんが一人でコンサートに出かけたり、また、音楽を聴くというのは、ほぼ不可能な状況であると考えます。

楽器をやらせるには、ご家庭の中でまず、ご両親が音楽をかけ子供に聴かせる。→その後お子さんといっしょにそのメロディーを歌ったり、ピアノ等を使い弾き歌いをしたりなど日々の生活から、音楽を大人が取り入れることをしなければ子どもさんが一人でバイオリンの練習をするためにケースの蓋を開けるなんてことにはならないでしょう。すると練習をする習慣をつけられていないからしない→上達しない→すぐ、飽きてしまうとなるわけです。

そういう意味では親子で同じ楽器を始めるのが一番良いのですが、そうもいかないケースもあると思います。

1週間の中でお教室へレッスンへ行くのはたったの1回です。残りの6日間の間にどうしても上記のことが必要になってきます。

例え、忙しくコンサートへ連れて行く時間が取れなかったとしても音楽を聴かせ共有するという時間を持つよう心がけてください。

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当教室ではレッスンノートを一人一人にお渡しし、レッスン記録だけではなく、おうちでのおけいこ記録もつけていただいています。

練習時間の総合計時間が200時間に達するごとにプレゼントがもらえます。

頑張りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 - バイオリンのお話し

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