さいたま市桜区・南区・浦和区の個人バイオリン.ピアノ教室

浦和のABEバイオリン教室

大学生のレッスン

      2017/03/08

大学生のMクンは本番に強いらしいです。

大学生のMクンは以前、ピアノを習っていたことから、何度も発表会に出ており、ステージ経験が豊富なことから、むしろ、普段より何と本番の方が強いらしいです。

凄いですね。確かにそのような生徒さんっていらっしゃいます。

以前、発表会の前日までこの生徒さん、大丈夫だろうか大丈夫だろうかと講師が一番、気にかけていた方が本番だけ素晴らしかったという極端なケースも。学校のオケも楽しみですね。

それまでに基礎を固めましょう。ということで早速、レッスンへ入りました。

手首と肘の関係

右手の手首と肘の関係を見ていきましょう。

手首と肘では手首が王様だと思ってください。手首の高さに肘を合わせていきましょう。

もちろん、肘の高さは弦に依っても変わってきますのでお家でのボーイング練習は4弦全て弾くようにしましょう。

ところでMクンは以前からすると少しは肘が上がってきたようですが、まだまだ、演奏中に継続できないようです。

例えば同じ弦を弾いていて肩やら、肘が動いてしまうと同じ弦での奏法がむずかしくなります。

動いてはいけない時に肩が動いてしまう原因

ではなぜ、肩が動いてしまうのでしょう。

それは肩と手首の関係です。

演奏中に肩を全く動かすべきではないということではないのです。

動いてはいけないタイミングで動いてしまう。

つまり、原因は手首が全く動かないか、手首の運動が大幅に足りない場合に無意識のうちに肩がサポートしてしまうというわけです。

正しい奏法は手首から先に動かしましょう。

手首を使わずにその代償として肩で弾き上げてしまう奏法。これだと八分音符の段階で細かい移弦がしずらくなってくる他、様々な影響を及ぼします。

正しいボーイング奏法は必ず、手首が先、肘を上げるタイミングで肩が動くというわけです。

肘がなかなか上がられない人の原因は

肘がなかなか上がらないなぁと思っている方、これ、かなり、多いと思いますが、この原因はズバリ、肩にあります。

肘を上げる時にいっしょに肩を動かすので、実は簡単に上げられ、音抜けも良くなるのですが、このタイミングで、肩を上げられないと肘を上げることがとっても億劫になってきます。

実践してみましょう。

ホーマン1

いつも書いているのですが、ホーマンの前半はいかに指が広がるかです。

そのためには顎以外の全脱力をまずは実践しましょう。

背中をいっぱいに張りその次に左肘を右手側にいっぱい出し、演奏中に肘が動かないようにする。

その後、指を押さえるときは第1関節のみをつぶして押さえる。

1と2の指間をかなり、広げましょう。

スズキメソード第1巻

「むすんでひらいて」弓の使い方は覚えてきたようですが

2の指の音程がかなり、低いです。

低くなる場合はフォームですので上記の点をしっかりやりながら、PIZZで音程をさらう練習を日毎に10回、そして、開放弦の基礎ロングトーンのボーイング15分、そしてむすんでのリズムをつけた指を押さえない開放弦の練習15分をしっかり、行うようにしてください。

バイオリンはたまにしか弾かないというのではなかなか上達しないといえます。

自分を信じてしっかり、頑張ってみましょう。

 

埼玉県バイオリン教室,さいたま市バイオリン教室,浦和バイオリン教室,桜区バイオリン教室,中浦和バイオリン教室.さいたま市南区バイオリン教室

 - 生徒さんレッスン風景

  関連記事

バイオリンを始めて5ヶ月ー動画あり

少しずつできなかったことができるようになってきています。 バイオリンを始めて5ヶ …

最近は親子二人三脚で始めるケースがとっても多いようです。

バイオリンの習い始めはお母さまといっしょに。そして親子でやる意味 最近のおけいこ …

サラリーマンー大人のレッスン

横浜からレッスンへ 早朝からクルマに乗られ当教室へレッスンへ見えられるyさん。 …

4才のAちゃん、初レッスン

誰のバイオリン? 昨日はAちゃんが初のレッスンにやってきました。 元気いっぱいの …

一人でレッスンへ

心を鬼にして頑張っているMクン 中学生のMクンがレッスンへやってきました。 Mク …

神奈川県からお見えのYさん。

カールフレッシュスケールでは 神奈川県から通って下さってるYさん。 土曜日は連休 …

サマーコンサート出演後に一気に上達されたTさん

サマーコンサート出演で驚くほど上達された大学生のTさん バイオリンを始めてホント …

読譜力アップの方法ー譜読みを頑張っている経験者OLさん

読譜の力を養うには 初心者、経験者問わず、楽譜が読めるようになるには数をこなす。 …

曲がどんどん進んでいく小学生yクン

曲以上にスケールも頑張って練習しましょう。 最近、少し、自分だけで練習するように …

神奈川からレッスンへ

 寒い悪天候の中、レッスンへ 神奈川県からレッスンへ見えられたyさん。 やはり、 …