さいたま市桜区からMちゃんがレッスンへ
ぐんぐん上達しているMちゃん
毎週のレッスンが楽しみでしかたがないMちゃん。
バイオリンって持てば持つほど上手くなるとは本当のお話しなのです。
未来の夢を追いそのためにきちんと基礎を頑張る。
逆にお教室に週1回、通うだけで全く練習されなかった場合はたとえ、どんな先生に習っても上達は見込めないでしょう。
上達しなくても、楽しみだけでやるのも良いと思います。
しかし、上達をされている方はこのMちゃんのようにきちんと毎日の練習をかかさない日々を送っています。
バイオリンは正直ですね。やったら、やった分の効果が必ず出ます。
先週より良い音になっているかな。早速、レッスンを始めました。
バイオリンの構え
当教室ではバイオリンを出した直後にいきなり、両手をつけて曲を弾いて見ましょう。
ということは100パーセントしていません。なぜならば、基礎を重視するからです。
この日もまずはしっかりバイオリンの構えをチェックしていきます。
Mちゃんは姿勢を変えることなく、片手でしっかりバイオリンを挟める時間がどんどん増えています。
今週は4分を目指しましょう。きちんと構えられる時間が演奏できる時間となりますので頑張りましょう。
弓の体操
まず、弓を持ってもらい、講師がチェックします。
すると少し薬指と小指の間が開け過ぎかなぁと感じましたのでもう少し狭く取ると力が入りにくいと思います。
レッスンでも指摘しましたが。それ以外は手首の形ももちろん、親指も他の指間もバッチリです。
その後、弓の体操をしてみました。脱力したままでどのように弓を振り回しても指がくずれることなくしっかり持てれるようになりました。
では次にボーイングへ入りました。
音色がどんどん良くなってきましたね。
プロのヴァイオリニストはどこの弦も均等に良い音を出します。
もちろん、素人さんのように元の方へきたらグシャとつぶれてしまうようなことはありません。
ではなぜ、そのような美しい音を出せるのでしょうか。
楽器ではありません。因みに楽器屋さんでお安い楽器を奏でて見てもプロが弾くのと素人さんが弾くのとでは全く違いますよね。
逆の言い方をするとお高い楽器を持っていらしても基礎ができておらず、フォームが全くダメな場合ですとどんな高価な楽器を手にしても美しい音は出せません。
日毎に違う音色を日毎に良くしていくには一つ一つの確認作業が大切になってきます。
たとえば、弓はどこに載せ、どのようなスピードでどのぐらいの量、使うのか。
ダウン、アップそれぞれの手首の使い方と肘の高さはどう決めるのか。
あと、大切なことは前々回のレッスンで気がついたのですが、弓の毛を張り過ぎていたので、これはかなり音に影響しますので、良く見るようにしましょう。
手首作動中に弓の木が倒れやすくなりますので倒さないように手首を使いましょう、倒して弾いていると音量が小さくなってしまいます。
ボーイング練習において最も大切なこと
ボーイング練習において最も大切なことをお話ししておきます。
経験者、初心者ともに慣れない奏法をする時はどうしても力みがちになることと思います。
また、人前で演奏をする時等、緊張で力が入ってしまうと弓圧まで力が入ってしまうケースがよくあるのですが、弓圧をかなり、かけてしまう奏法というのはボーイングにおいて最もやってはいけないことであるということを覚えておいてください。
弓圧がかかってしまう原因は他に弓の毛替えをのばしてしまったことから、音量が出なくなっているので弓圧がかかる場合もあります。悪い奏法のくせがついてしまいますので、毛替えは1年に1~2回は最低でも行いましょう。
単音を弾く時は力もいれず、抜きもせず、普通の圧力でそのまま弾きますが、重音を弾く場合は気合いを入れて力を抜いて弾きましょう。
先週のレッスンから気になったことはアップの時の元付近へくると音が割れるときも。
これは肘を上げる時のタイミングがわずかに遅いからです。その後、何度か弾いていくうちに良い時もありましたので、いつも音が割れないように定着させましょう。
ダウン時の小指の形が変化しないように。小指はいつも丸く置いておきましょう。
左手の練習
指を押さえられるようにするにはそれまでに様々なことを一つ一つマスターしていってもらわなければなりません。
左手の親指の位置、形はどうであったか、肘はどうするのか。
顎の力を確認し、左手全体の脱力ができているか。
指の押さえ方はどのように押さえるのか。前の指を押さえることも忘れないようにしましょう。
ホーマン1巻「15番」
リズムは全て全音符で簡単なのですが、音が全部広げなければならないので、フォームが正しくないと意外と音程が取れないと思います。
もし、低くなるときは顎に力が抜けて左手に少し力が入ってしまっているか、力が両方にかかってしまっているかです。
レッスンで教わったように正しいフォームで音程を取りましょう。
PIZZで「ちょうちょ」を弾いてみました。
左手の形がくずれないよう、チェックしながら、曲を弾いてみました。
フォームをくずさずに音程を取ることができるまで練習しましょう。
チェック項目は左手の親指の位置と場所、肘、指の形、顎の強化、左手の脱力、背中、PIZZ(はじく)場所は指板のもう少しだけ下側(指側)。
また、あまり、強くはじき過ぎると調弦が狂ってしまいますので注意が必要です。
指の押さえる形が立ってしまうと音程は計画的に決められなくなりますので、正しい形をしっかり覚えてしまいましょう。
次週は講師の右手のサポートで弓で弾いて見ましょう。
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