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浦和のABEバイオリン教室

さいたま市中央区からMクンがレッスンへ

      2022/06/20

中学生で忙しいMクンですがコツコツ頑張っています。

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中学生と言えば部活でしょうか、特に運動部で毎日のように汗を流しクタクタになった後にバイオリン教室へ見えられています。

ホントに体力があって凄いなぁといつも感心しています。

しかし、そんなMクンでも毎日の練習はかかさないようです。

講師が演奏を聴くと毎週、少しずつ上達しています。

お母さまからすると「きちんと練習しないの、いい加減で」とおっしゃられていますが、講師からすると毎日、多忙な中でバイオリンを忘れないだけえらいなぁと思います。

さて、まず、指ならしからやっていきました。

バイオリンを弾く時の服装は後の演奏を大きく左右します。

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カールフレッシュのスケールから指ならしを始めていきましたが、スケールを聴いていて感じたことは音のレスポンス(音抜け)がもう少し良くなるのではないかという点です。

もちろん、割れていたり耳をふさぐような音ではないのですが、弾き方を変えれば必ず音質に反映させられます。

講師が注目したのは右肘です。ここがどうしても上がりませんね。

服装もあると思います。バイオリンを弾く時の服装は冬でもTシャツのような薄手のものが軽くて弾きやすいです。

レッスン場にいらしてから、着替えていらっしゃる方もおられます。

こんなことで?と思われるかも知れませんが、これ、実はとってもおおきなポイントです。

曲が長くなれば尚更ではないでしょうか。

ヴァイオリニストのステージ衣装も胸のかなり開いたスリップドレスが主流です。

男性はそうもいきませんが、レッスン着はタンクトップや半袖のシャツかなと思います。

間違ってもトレーナーやセーターは重たくて姿勢が悪くなってしまい完走できなくなるので注目してみると楽に弾けると思います。

もう、一点、気になったのは右手の小指の形です。

小指は力を抜いて丸く置いておくものなのですが、この小指が伸びてしまうと弓圧がかかっていくのと手首が自由自在に動かせないので移弦も大変になってしまいます。

遅い曲なら何とか、しかし速い曲では弾けないとなってしまいます。

ではなぜ小指の形が伸びてしまい、力が入ってしまうのか、この根本原因を見据えしっかりとそのことに取り組まないと良くなりません。

根本原因は親指の形、場所だと推測します。

この親指はしっかりと曲げた状態で毛につけておく、この2つをしっかりやらないと毛にはついているけれど形が伸びていたり、また、曲がっているけれど毛に触れていないため親指だけでは支えられず小指も含めすべての指、手首全体に力が入ってしまい抜けない現象に陥ってしまうかと思います。

弓の持ち方が正しく持て脱力ができれば肘も軽く上がるようになるかと思います。

上級者でもまた、ヴァイオリニストになっても基本が大事です。

そのため、いつも初心にもどり、一つ一つの基礎を確認していく作業がどんなレベルの方でも大切です。

いつも初心にもどり、最初にやる基礎が最も大事な事としてみなさんには教授しています。頑張りましょう。

 ビバルディ/協奏曲 イ短調 第1楽章

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17小節目の始まりはアップからスタートさせて下さい。そのためには16小節の4拍目のスラーを取りましょう。20小節目の始まりもアップからです。

同じように19小節目の4拍目のスラーを取ってください。するとアップからスタートできます。

前半のテーマのテヌートがあるところはできればビブラートに挑戦して見ましょう。

但し、ビブラートをかけたからといってテンポがそこだけ遅くなってしまったり、また、音楽をこわしてしまうようなことがないよう、十分気をつけて下さい。

テーマの3拍目の頭の8分音符は弓を速く全弓で弾きましょう。真ん中の16分音符の弓の長さは短く弾きます。すると音楽にメリハリがつけられます。

レッスンでは前半が気になりましたのでさらい込む箇所を上げておきます。

音程の怪しい箇所です。15小節目の3拍目、16小節目の1拍目と3拍目、18小節目の3拍目、19小節目の1拍目と3拍目。

これらに出てくるファの音はシャープではありません。全て低くしましょう。

この箇所、なぜ取りにくいのかと推測すると恐らく、全音、と半音が頭に入っていないのでしょう。

15小節目の3拍目、16小節目の1拍目と3拍目、これのソファの音は全音なので指を離します。第1ポジションで弾けますので問題がないですよね。広げましょう。

逆に18小節目の3拍目、19小節目の1拍目と3拍目のファミの音はこれ、実は半音なのです。

指をくっつけましょう。第3ポジションですから、さらいましょう。

全音と半音とはピアノの鍵盤上において通常、全音の場合は白鍵と白鍵の間に黒い黒鍵がありますが、黒鍵のない箇所が2箇所だけあります。それがミとファの間、もう一つはシとドの間でここには黒鍵がありません。

黒鍵がない箇所を半音と呼んでいて、指をくっつけると頭に叩き込んでください。

全体的に後半は良くさらってあると思いますが、24小節目から32小節目までのさらい込みは弾けなくなってしまうと思いますので、毎日、続けてください。

前半も後半も言えることなのですが、クレッシェンドの後のPはどちらとももっとわかるようにやりましょう。

聴いておられる方にはかなり、やらないと伝わらないものです。

クレッシエンドを効果的にやる方法はこの記号が付いている前はかなり、音量を落とすということを徹底してください。すると段々大きくできますね。

Pの音量が大きすぎるので音楽がまとめにくいのだと思います。

次週は強弱記号を必ずしっかりやって暗譜で弾けれるように頑張りましょう。

 - 生徒さんレッスン風景

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