さいたま市桜区・南区・浦和区の個人バイオリン.ピアノ教室

浦和のABEバイオリン教室

弓の持ち方

   

弓の持ち方で劇的に音質が変わる!

DSCF13821

昨日、来た生徒さんの中で面白い発見をしてしまいました。中学生のU君。

ここのところ練習不足が何週間も続いていたようですが、ここにきてやっと元の勘を取り戻してきたかなぁという状態。

まずいつものごとくスケールを弾き始める。前々から思っていたけど何だか音の張りが弱く感じる。うぅん?なぜだ?ありとあらゆるフォームにチェックが入る。指先1本1本を見ていくうちに面白いことに気がついてしまいました。

右手の親指です。彼はどんな持ち方をしていたのか、親指の当たりどころが今一のせいで指が伸びてしまって毛にしっかり触っていない。

つまり親指が曲がっていない状態であった。こうなるとどんな事が起きていくのか、音質が全体に弱くなってしまうのである。

毛にしつかりつけることで音に安定感が増し張りのある音質つまりパワフルな演奏へと蘇るのである。これはみなさんも試して見てね。

側で聴いていると別人に思えてしまうぐらいだから劇的な変化でしょうね。さぁ、よくなったところでカイザーを弾いてもらい曲に移る。

曲はウエーバー/カントリーダンスでした。ウェーバーの他の作品についての話を交えながら各パッセージのテクニック指導に進む。

ワンボースタカートの弾き方、第5ポジの親指の位置を指摘、楽語から読み取れるイマジネーションをディスカッションする。

やはり追い詰められるのかどんどんテンポが速くなっていってしまうんだよね。これじゃまずい。かなりテンポを落としメトロノームの中で平たく弾いてくるように指摘。これをやるとメトロノームなしで普通に弾いたときめちゃくちゃ楽になるものです。

アマなんだから先生と同じテンポで弾ける方がおかしいし、スタカートだって均等にいかないのは当たり前。

何とかワンボースタカート落ち着くといいな。うまく切れないときって毛替えが原因のときもあるからその辺もじっくり来週は見てみよう・・・。

 - 生徒さんレッスン風景

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  関連記事

さいたま市桜区の中学生レッスン

左親指はネックから出過ぎないようにすることが重要 中学生のMちゃんがレッスンへや …

中級者が左手をなめらかに動かすコツとは

中級者のためのポジション移動 今回の記事は既にポジション移動に入っている方々の中 …

バイオリンの練習が大好きな中学生のMちゃん。

バイオリンの練習が大好き 中学生のMちゃん、練習が大好きで、そして、Mちゃんはま …

葉加瀬太郎さんの情熱大陸がお気に入りのkクン

バイオリンーやっぱり楽しいらしいです。 お家では「おじさんバイオリンのうた」と言 …

親子でレッスンーお勧めです。

ボーイング 昨日、元気にお母さんとレッスンへやってきたYクン。 会うごとに微妙に …

4才の年少さんー親子でレッスンへ

楽しい楽しい親子レッスン 今週も元気よくAちゃんがお母さんといっしょにレッスンへ …

OLさんのレッスンよりー選曲をする際のポイント

まずは知らない曲を多く聴く作業が大切 発表会後にレッスンにいらしたOLさん。 ま …

神奈川県からお見えのYさん。

カールフレッシュスケールでは 神奈川県から通って下さってるYさん。 土曜日は連休 …

さいたま市南区のYクンレッスンー劇的に上達するボーイング練習とは

新しい楽器に少しずつ慣れてきましたね。 いつもの時間になるとYクンがお母さんとや …

毎日の練習を欠かさない4才の女の子

毎日、楽器を持つことが大切 子供さんのやる気を起こすモチベーシヨンアップの一つに …