さいたま市桜区・南区・浦和区の個人バイオリン.ピアノ教室

浦和のABEバイオリン教室

GW明けの初レッスン

   

日曜日のレッスンでは

当教室では日曜日も夕方からレッスンを行っております。

GW明けの長いお休み明けのレッスンのトップバッターは中学生のMクンでした。

今日からまた、講師のブログもヒートアップさせていかなければなりませんね。

お休み明けのレッスンでは皆さんも色々ご予定があったことから、講師は相当な覚悟を決めてゆるゆるレッスンに臨むのですが、発表会も近いからでしょうか、Mクン、曲の方の練習はしていたようです。

ただ、いつもより少しだけ練習曲の方が足りてなかったかなぁという印象でした。

でも大型連休にしては頑張っていた方だと思います。

さて、早速、レッスンに入りました。

重音のボーイング練習では

レッスンの中で気になったことはダウンからアップへいくときの返しです。

もちろん、手首は使うのですが、この使い方が一気に深く膨らませてしまうと返すごとにアクセントが入ってしまいます。また、スティックも倒れてしまいますので、音量が出なくなっていきます。

本来の正しい返し方はいつ返したかが目をつぶっているとわからないぐらい手首の動きをなめらかに持っていきましょう。

その方法論としては音を出すより前から少しずつ手首を微動で膨らませていく。

この音を出す前からというのが大大ポイントです。

もちろん、単音だけでなく、重音も同じですが、このアップ時の微動運動ができているかどうかが、重音でハッキリとわかってしまいます。

今週のポイントをしっかり、捉えていきましょう。

カールフレッシュ・スケール・システム

日々の練習において必ずスケールを弾いていかなければ曲が簡単に弾けるようにはなりません。

また、効果の即効性があるのも実証されている音階教本です。

この教本はプロだけではなく、バイオリンをはじめて出来るだけ早い時期から取り組まれる方が実は上達がかなり、早くなります。

そんなことでMクンも教本を開けました。

まず、固定ポジションでは左肘が右手側に出ないことから、指を押さえる角度がなかなか決まりません。

単音ではピアノの音を聞きながら、合わせていくのですが、重音になると第一関節をつぶさないとどこも音程を決めることができなくなってしまいます。

一つ、一つフォームを確認しましょう。次にポジション移動では暗譜が完璧でないと全く移動できなくなってしまいます。まず、そこからです。

その次に親指をどの音符の時にネックのどこの位置へ持っていくのかを徹底的に確認しましょう。

ポジション移動においての悪いケースは音程が合ったところへ親指を持っていくケースです。

この方法は明らかな間違えであり、逆です。

上記の事をしっかり、確認をしていかないと悪い逆の癖がついてしまいますので気をつけましょう。

暗譜を怠らなければ必ず、早く上達していきます。

全ての楽譜に対し、曲以外のものであっても言えるのですが、暗譜って実は訓練なのです。

楽器を始めて最初から、暗譜が上手にすぐにできる人はいません。

そういった意味で、才能ではないのです。

ズバリ、日々のトレーニングです。やはり、積み重ねないと上手にはなりません。

では確実に覚えていける方法を記しておきます。

どうしたら、うろ覚えではなくて、きちんと全小節をクリアーしていくことができるのかですよね。

曲の場合を例に取りますと、最初の譜読みの段階から、短小節ずつ弾きながらその都度そこだけを覚えていきます。次の日は前小節のおさらいをして次の4小節だけとかです。

それを最初のページだけやり、その後、1ページが丸ごときちんと覚えているかを確認しましょう。

次のページも同様にやっていきます。この細かい短小節の作業をやらずにいきなり、ページごとではフレーズとフレーズの繋ぎ目が出てこなくなったりしますので、この短小節だけを弾いては休符を入れてできたら、次の4小節というやり方がとても効果を上げています。

Mクンも実践してみましょう。

ホーマン第2巻

新しい譜面を読む時はメトロノームを使用し、口で1234と言いながら、十分リズムの打ち込みをしてから楽器を持ちましょう。また、階名唱も必ず、やってください。

特に今回は調号と臨時記号が全く読めていなかったです。どことどこにシャープをつけ、どこはつけないのかをもう一度、しっかり確認しましょう。

 ベラチーニ / Gigue「ソナタニ短調」から

頭の音の弾き方でこの曲の印象がガラリと変わってしまいます。

方法論としては頭の音から弓のスピードをつけ各小節の頭の音には軽いアクセントを持続していく方法です。

実践しましょう。

強弱記号は2回目に弾かれたように極端にした方が聴いている人には伝わりやすいと思います。

止まっても弾き直しはせず、伴奏に乗るイメージトレーニングをしてください。そのためには旋律を常に心の中で歌っていましょう。

後半の重音は音程、音質をよくさらっておくようにしましょう。テンポの中で弾けるように。

必ず、上記の方法で暗譜をしていきましょう。

 

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 - 生徒さんレッスン風景

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