中学生Sさんのレッスン
2022/06/21
音の出し方の基本

中学生のSさんがレッスンへ見えられました。
前回のレッスンでは右手の肘がいっしょに下りてこないという状況でしたが、少しずつ手首と合わせられつつあります。
まだ、完全ではありませんけれど。
先週のレッスンで気がついた事は右手首の脱力です。
ダウンボウでは完全にまだ、抜け切れていません。
手首はへこませていても少しでも力が入っていると次のアップでは遊び(手首が動かない状態)が発生してしまいます。
手首始動がしばらく経ってからということになってしまいます。
バイオリンの音色が良くなる瞬間というのはこのダウンボウの時でこの時に完全脱力できていないと後のアップでの音色は期待できません。
ロングトーンのボーイング
今度はダウンボウで完全脱力できていたとしてもアップ時に弓の速度が速いとどうなるでしょうか。
手首を微動でふくらませていく間がなくなってしまいます。
単音は少しだけゆっくりになりましたが、重音はまだ速いです。
カールフレッシュで安定したフォームを目指そう。
安定したフォームを目指すには一言で言えば正しい同じ姿勢ということなのですが、大切なことは音をはずしたとか弾けなかった時に体の何がどうなっていたから弾けなかったというように問い正せるかです。
例えば、音程が合わない場合も必ず、原因があります。偶然のように思えても偶然ではないのです。
その後、講師から、あまり、フォーム、直されないなぁと思っていたら、音程が取れるようになっていた。音色もきれいになっていた。ということを体験していくかと思います。
初めは何が何だかわからないと思いますので、日毎に記録を録っていかれると良いでしょう。
記録を録りながら、毎日、しっかりと続けましょう。
ガボット/ゴセック
まず、音符を見て弓を使う量の確認を箇所ごとにしていきましょう。
冒頭のテーマのスタカートの旋律は真ん中でわずかの量で弓をしっかり止めましょう。
音量はもう少し出した方が良いでしょう。
2小節目など装飾音符の入った小節の4分音符は全弓で弓にスピードを出して弾きましょう。
また、4分音符はどこも全弓です。
強弱記号ですが、今の段階から、弾いているところまでをつけて暗譜しておきましょう。
暗譜の基本は少しずつ譜読みの段階から、読みながら覚えていくことです。
最後まで弾いたら、暗譜するではなかなかできない人が多いですので、その都度、必ず覚えていきましょう。
頑張りましょう。
関連記事
-
-
中学生Sさんのレッスン
学校も始まったようで 年が明け冬休みも終わり学校が始まったSさん。 学校でのオケ …
-
-
3才の幼児レッスン
楽しそうな笑顔で入ってきたayちゃん。 お教室にくるのが楽しくなってきだしたay …
-
-
たった一弾きで分かってしまうバイオリンのステージー大学生レッスンから
上手い人ってどこがどうなの? タイトルに書いた「たった一弾きで分かってしまう」と …
-
-
さいたま市南区からお見えのFさん
Yクンはやる気満々でお教室へ 今日も元気に小さなバイオリンを抱えてレッスンへやっ …
-
-
年内最後のレッスン2ーMクン
大学生のMクンがレッスンへ 大学生のMクンが年内最後のレッスンにいらっしゃいま …
-
-
中学生のMクン頑張って練習してきました。
講師も久々に登場 いつもいつも部活等で忙しいMクン。 でも今日はいつもより少し頑 …
-
-
OLさんの初レッスン
楽器と弓の取扱い方法 10月から新しく入られた美人OLさん。 体験後、初めてのレ …
-
-
4才ーレッスン開始5ヶ月で凄いスピード上達
1回のレッスン毎に数曲弾けてしまうyちゃん つい5ヶ月前にご入会され、始めは幼児 …
-
-
色々なバイオリンサイズー小5で3/4~4/4サイズへ持ち替えたAちゃん
分数楽器のサイズ変更時期は様々です。 最近、お子様の分数楽器が様々なサイズで持ち …
-
-
音楽でパワーをもらっている4才のAちゃんとお母さま
今週も元気よくレッスンへ だんだん、寒さが増している中、幼稚園でも風邪が流行っ …
- PREV
- 小学生のレッスン
- NEXT
- 桜区の中学生レッスン








