神奈川県からレッスンへ見えられたyさん
2022/06/18
新年初のレッスンへ見えられたyさん
いつも横浜からクルマでレッスンへお見えになるyさん。早朝に出られるので路面が凍結していないか気にしていましたが、時間になるとお見えになられました。
実はyさんは講師と同世代なのですが、同世代と思えないほど筋力があり、体力のあられる方です。どうやらその違いは何とスイミングで鍛え上げているそうです。
実は弦楽器とスイミングはとっても良い相性のようです。
講師も若かりし頃は毎日、練習後に1キロは泳いでいました。水泳は筋力がつき筋肉をやわらかくするようですね。早速、レッスンに入りました。
ローングトーンと手首を使った移弦の練習
単音はもちろんですが、重音を全脱力で手首が細やかに作動しているかを見ていきます。
yさんの場合は右肘はとっても良いのですがダウン時の手首を一音、一音、忘れずに落としましょう。
右手は考えなくても勝手に手首が動くようになるまで練習に練習を重ねましょう。
バイオリンの演奏は右手を鍛え上げないと上達はしにくいです。
yさんの場合、基本の奏法はできているのですが、更なるスキルアップを目指し、レッスンの中で行った手首を使った移弦の練習を続けていきましょう。
1本1本の指を丁寧にスケールで解し、かつ開いていきます。
運動にも準備体操が必要ですが、バイオリンを弾く時も同じように前と後でストレッチや体操を行いますが、バイオリンを持っている間の準備体操はカールフレッシュのスケールですとよくみなさんにお話ししていますがyさんはこのことをよく理解されており、課題の曲を弾く前には必ずスケールを丁寧にさらっていらっしゃいます。
この日は単音のスケールを正しい音程と全て美しい音質になるまで弾き込んでおられました。
それらがクリアーされると次に6度の重音へと弾いていきます。
yさんは指の形がとても良く、また、思い出すと弓のロングトーンもきちんとできる方ですので6度の重音にも応用しましょう。
後は弓圧を全脱力し、ポジション移動では指にかかるテンションに注目しましょう。
パガニーニ/妖精の踊り
スズキメソードの「妖精の踊り」を勉強してきましょう。
yさんにぴったりなイメージの曲です。しかし、パガニーニはヴィルトーソですのでどんな曲でも大変な技巧を要します。
右手のテクニックを更に磨いて挑戦してみましょう。

関連記事
-
-
大人のレッスン-yさん
右手の訓練 レッスンにいらしたyさん。 まずはバイオリンを持ってから、右手の脱力 …
-
-
さいたま市中央区から初レッスンへ
埼玉県さいたま市桜区のABEバイオリン教室の阿部です。 さいたま市中央区から中学 …
-
-
楽しそうにレッスンに来るayちゃん。
「ヴァイオリンのおともだち」より 『あのつくものなんだ~』のお歌を歌いながらリズ …
-
-
音楽でパワーをもらっている4才のAちゃんとお母さま
今週も元気よくレッスンへ だんだん、寒さが増している中、幼稚園でも風邪が流行っ …
-
-
進化しているバイオリンケース
OLさんの初レッスン 3月からご入会されたTさん。 この日、念願のマイバイオリン …
-
-
親子でレッスンへ
ママの音を聴きながらいっしょに歌い出したAちゃん。 Aちゃんのお写真、しばらく撮 …
-
-
OLさんのレッスンよりー選曲をする際のポイント
まずは知らない曲を多く聴く作業が大切 発表会後にレッスンにいらしたOLさん。 ま …
-
-
ブラームスとシューマンとの素敵な出会い
ブラームスが大好きな小3の子のバイオリンレッスン。 ある日、小学生の女の子がワル …
-
-
さいたま市中央区よりSさんがレッスンへ
単音と重音のボーイング ボーイング練習時に全身移る鏡を毎日、利用するのとしない …
-
-
年長さんのRちゃんーとっても音が良くなりました。
音質が良くなるということは実は偶然ではないのです。 みなさんも憧れているようにヴ …
- PREV
- 中学生Mちゃんのレッスン
- NEXT
- お父様といっしょにお教室へ








