さいたま市桜区・南区・浦和区の個人バイオリン.ピアノ教室

浦和のABEバイオリン教室

さいたま市南区よりYクンがレッスンへやってきました。

   

 バイオリンと弓をしっかり持って安定したボーイングへ

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Yクンは頑張るときはお家でものすごく、頑張る子、気合いを入れて練習をした週はレッスンごとに上手くなっていってるじゃないのと1週間だけで随分違いが分かるほどです。先週は頑張りました。

弓の持ち方を①とし、ボーイングを②とすると当然、楽器を出すと①から始めるわけですが、この①の段階で指が浅くかかっていたり、親指が伸びていたり、小指が丸く置かれていず、突っぱっていたり、手首全体がへこんだ状況のまま、②へいったらどうなるでしょうか。

当然、手首も上手く使うことができませんし、演奏できる時間が、すぐ疲れてしまい、短くなっていくでしょう。

楽器を持つわけですから、本来の弓もバイオリンも正しい持ち方が演奏をしても持続できるまで、練習をがんばりましょう。

基礎フォームをマスターするには理屈だけではほとんど習得できません。

多少、知識も学んでいただかなければなりませんが、どのレベルの方にも共通して言える最も確実な上達法は正しい持ち方で何回も何回も回数を増やしてスケールやボーイングを弾くしかないのです。

そろそろ、Yクンも本格的にカールフレッシュに入っていくと思います。

すると左手の基礎テクニックで学んでいかなければならないことがたくさん出てきますので、今のうちに、右手のボーイング(安定した弓とバイオリンの構え方を含む)をきちんとやるようにしてください。

ボーイングは日毎の練習では練習の8割をやって、あとの2割は曲とか、その他です。

このバランスが逆になり、曲が8割だと上達できなくなってしまいますので、十分、注意してください。

HAUCHARD

ボーイングの効果が少し出てきているのか音質は先週より、良くなっています。

が、楽器が下がるので音量がダウンしてしまいます。

人間が弾いているわけですので、演奏中に全く下がらないようにすることはむずかしいと思いますが、逆に少しも上がらないのは問題です。音量が出なくなります。

原因は背中で楽器を持つと同時に曲げてしまうからです。

弦楽器は室内楽用の楽器と言われるほど実は音が出ない楽器なのです。

それを無理に弓圧をかけて大きくしようとすると音が伸びなくなるだけではなく左手と右手のバランスの全てがくずれてしまいます。

因みに弓の毛替えを引っ張った場合も音質ではなく、音量が出なくなってきます。

ですから、大きな音を出せばいいというものでもありません。

出なくて良いのですが、フォームによってその原因を作ると様々な影響が出てきますので、背中が限界まで張った状態で演奏できるよう頑張りましょう。張っているつもりでも、十分ではなかったと思います。

 リトミックソルフェージュはじめてのバイオリン

小曲がたくさん、弾けれるようになってきたので、楽しいと思います。

このテキストでは体力的に負担のかかるものは少ないですから、いつもきちんと暗譜をその都度する習慣をつけ、良い姿勢で弾きましょう。次週はレッスンで指定した新しい曲に挑戦してみましょう。

yクンはテンポ管理をきちんとしましょう。曲において、必ずメトロノームといっしょに練習をしましょう。

いつものことですが、新しい曲の譜読みの際に行うリズムの打ち込み、階名唱はきちんとやりましょう。

スズキメソード1巻「きらきら星」変奏曲

先週からすると随分、弾き方全体が良くなってきました。

あとは部分練習、良くさらっておかなければならないものはCとDの弓さばきです。

Cの場合、全体が弓が短いとテンポが速くなってしまい、伴奏から落ちてしまいます。

対策は頭の八分音符は1234拍とも弓をもっと長く速いスピードで弾きましょう。次の16分音符2つは短くです。

Dの場合、真ん中だけで短く弾くのですが、1234拍とも頭をしっかり意識しましょう。軽いアクセントがつけられると良いのですが、やり過ぎると重たくなり、どんどん遅れて行ってしまう可能性がありますので、頭をハッキリ出すようにする方が良いと思います。

やはり、ここで最も大切なことはメトロノームを必ずかけて弾くことです。

Eは音質、音程、共に良いのですが、音楽の表現の仕方ですが、クレッシェンドがついてないところでやるのでスタンダードに聴こえなくなってしまいます。

レガートで手首を使うのは良いのですが、平らに弾かないとおかしく聴こえてしまいます。

対策は弓を全部ゆっくり持っていき、お母さまがいっしょに横で弾いてあげるのも良いかもしれません。

お母さまもしっかりカールフレッシュをさらいます。

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重音をしっかり、さらいましょう。特に6度、8度は「ホワイトクリスマス」にも出てきますので、リズム3種類、テンポは遅いか速いの2種類だけさらうのではなく、メトロノーム2メモリずつを上げていくつもりで、やりましょう。

遅いテンポしか重音をさらってないとそれ以上のテンポで曲は弾けないし、速くしかさらってないと雑になっていくことが多いのできちんとやりましょう。短いスラーでリズムは荒くから丁寧にやってください。

オリジナルリズムだけでは十分ではありません。指が回っても音が良くなければダメです。

スケールの練習配分は単音ができてから、重音ではなくて、重音を弾くために単音で軽く指ならしと思ってください。

前にも書いたのですが、重音をやらないと上達は見込めません。

からといって重音を弾くことはいきなり、冷たい水に飛び込むようなものですから、重音のための準備体操が単音です。

意識を変えていきましょう。

「メヌエット」/モーツァルト

モーツァルトの音楽の作りかたは長いセンテンスを意識し、そこまでは何もやらない。

一つ一つの長いセンテンスがどこまでなのか、文末を意識する。そこでどう弾きたいのか考えてください。

やはり、テーマの旋律は頭に細かいビブラートがかかると良いですね。しかし、ビブラートによってテンポが遅くなったり、重くなったりしないように。

細かいビブラートのかけ方は力が入らないように気をつけましょう。荒くかけるビブラートも力は入れてはいけませんが。

お家での練習では繰り返しを常につけて練習するようにしてください。

音符の細かい箇所やむずかしい箇所はそこだけでも暗譜するようにしてください。

トリルのさらい方ですが、最も音量の出ない弓先で左指を高く上げてリピートし続けます。

スラーをつけずにデタッシュで練習する方が効果が上がります。

やってみてください。

 「ホワイトクリスマス」

数えられるようになりましたね。このようによく知っている旋律だとついつい数えることを忘れてしまいがちですが、ポピュラの場合は特にテンポもリズムも変化しやすいですので、常に数えてないと弾けないと思ってください。

テンポの中で歌えるよう曲想をつけてきましょう。

この曲の場合のビブラートはモーツァルトと対照的で荒いビブラートが良いと思います。

テーマの旋律が様々なテンポで展開していきますが、遅い箇所だけで良いですので頑張ってみましょう。

 - 生徒さんレッスン風景

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