バイオリン演奏を上手に弾くポイント
当教室は8月8日~8月18日まで夏休みでした。
その間、お問い合わせをして下さった方、ご連絡ができず申し訳ありませんでした。
18日よりレッスン始動となりました。
みなさん、練習の方は十分できましたでしょうか?
夏休みは皆さん、おでかけ等で荷物になるからバイオリンは持って行かなかったという方もあるかも知れません。しかし、弾かなかった分は必ず後に2倍、3倍の苦しみがやってきます。
後に取り返しのつかないことにならないようやはり、毎日、少しずつどうしてもやらなければですね。
さて、夏休み終了後に早速、お見えになられたyさん(大人)のレッスンを振り返って見ました。
ビブラートにかなり、苦戦しておられたようです。
サラリーマンのyさんは音質をとっても大切になさる方。
しかし、ここのところ、思うようにビブラートが音質に反映させられず悩んでおられたようです。
ビブラートというと誰もがバイオリン演奏に最も憧れる技の一つですが、yさんも綺麗にビブラートをかけて曲を奏でたいと思っておられる方のお一人です。
yさんは粗いビブラートも細かいビブラートも使い分けることがおできになるのですが、弓で音を出した時に顎を強く押さえていても振動が多く出てしまうことにかなり、悩んでおられました。
よくあることは顎の力が十分でないために楽器に振動が及んでしまうことです。
しかし、yさんはこの点はクリアーしておられました。
ではどこが原因なのか、徹底的に探っていきました。
実際のビブラートをかける講師の演奏をみせ、一つ、一つ確認していったところ、左手の左指にかけている多大な力に問題があることが発見されました。
バイオリン演奏を上手に弾くポイント
①バイオリン演奏を上手に弾くポイントは力を入れる箇所は1箇所に絞りましょう。
それはどこでも良いのではなく顎だけです。
ビブラートというと新しい技術というイメージがあるかも知れませんが、結局のところは基本なのです。
今まで学んでこられたバイオリンの構えについてもう一度、思い起こしてみましょう。
②大切なのは顎と左手のバランスです。
その力関係の比率が良好に保てていないとビブラートもまた、他の様々な技術(音程、ポジション移動、アルページヨ、速いパッセージ等)もなかなか上手く弾くことができなくなってしまいます。
悩まれていた問題が取り敢えず、解決して良かったですね。
その点に気をつけて演奏してもらったところ、音質に振動がなくなってきました。
後は自然に体に染み込ませるにはそのような練習を繰り返していただくしかありません。
頑張りましょう。
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