さいたま市南区からお見えのFさん
2016/06/02
Yクンはやる気満々でお教室へ
今日も元気に小さなバイオリンを抱えてレッスンへやってきたYクン。
弾ける曲が1つ、2つと増えてくると楽しくて仕方がないのか、早く早く弾きたくてしょうがないみたいです。
確かに先生のピアノ伴奏といっしょに弾くから、一人で弾いているより楽しいのかも知れません。
Yクンが使っているこのテキストは小曲でも子どもでも知っている有名な曲ばかりが入っているのでなおさらですね。
いっしょにやっている講師までが楽しんでいます。
さて、今日はYクンに「チューリップ」の他「かえるの合唱」まで弾いてもらいました。
「かえるの合唱」はまだ弓で弾くのはどうかなぁとPIZZだけで終わらせようとしたら、弓を出してきてこれも弓で弾こうとするYクン。
来週にはまた、弓で弾ける曲が増えていたりして。
この意欲をお家での練習にもぜひ生かせてくださいますように。
「ロンド橋」はしっかり階名唱とリズムの打ち込み1234といいながらきちんと叩けるようになるまで繰り返しましょう。
次にオシャールの教本17番を弾いてもらいました。
音程は取れているのに譜読みが少し、危なかったので、知らない音符の譜読みもしっかり暗譜するまでやりましょう。
今日のレッスンポイントを記しておきます。
最初にやってもらったボーイングですが、演奏中に右手の弓の持つ指が動いてしまうのは親指を曲げた状態を持続できないからなんです。
これをできるようにする方法として中に親指を入れて曲げ続けることがなかなか、むずかしい場合は鈴木の才能教育でやったように外に親指を出し曲げた状態で持つという方法もやって見てください。
2つ目は左手の肘が左右に振られる原因は楽器がそろそろ小さくなり始めたというサインであることもありえます。
持ち替えの基準は身長より、腕の長さです。
お家に1/2があるので試に持たせてみるのも良いでしょう。
次にワークの音符書きをやりました。音符は正確に読みましょう。
お母様もどんどん腕を上げてこられました。
お母様のレッスンに入り、まずはスケールで指をほぐしていきます。
同時に発音をハッキリさせるために指を音が出るぐらい、しっかり叩きましょう。
ポジション移動に入り、下行してくる時の親指の移動が遅いです。
親指は他の指より一歩前に動かすように。
次に6度の重音をやりました。6度も8度も重音を弾く時は弓圧をかなり抜いて弾けれるようにしましょう。
左手の重音のポジション移動ですが、親指に力を抜けないと全てが上手くいきません。
顎の強化を見直すことがポイントです。
音程を少しでもはずしている場合は速く弾くのはNGです。
テンポを落とし、リズムを変え、音程が取れていることを確認しながら少しずつメトロノームを使い2メモリずつ上げていくという練習が必要になります。
少し速く弾いてもはずしている音があると何にもなりません。
いつも速めなので今週はうんとゆっくりさらってきてください。丁寧にやりましょう。
次にホーマン1の「ワルツ」を弾いてもらいました。
弾く直前には走り過ぎないようテンポをきちんと考えてでてください。
そうすればアクシデントは減ると思います。
来週は83番の「小さなワルツ」下のパートを見てきてください。
次に譜読みの練習、リズムの打ち込みをしました。
音高で使用していたテキスト「音楽家の基礎練習」を先週から使用しています。

やはり、内容は全体的に生徒さんにはまだまだむずかしいようです。
しかし、様々なリズムの種類を覚えるのにとっても良いものです。
また、拍子も取れるようになります。
この本でたくさんのリズムを覚えていってほしいと思います。
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