年内最後のレッスン1ーSさん
年内最後のレッスン記事を少しずつアップしていきます。

バイオリンを始めたのが半年前で、学校のオケがスタートのSさん。
そこにはトレーナーの先生がおられなかったことから、先輩に手ほどきを受けておられたそうですが、半年間でそれほど酷い癖がついてしまわなかったのはお家での練習かなと思います。
Sさんのお母様は以前、バイオリンを弾いていらっしゃったことから、やはり、教育もされていたのでしょう。
しかし、何よりも本人のやる気でSさんは毎日の練習(数時間)にとても力を入れているようです。
そのせいかレッスンも回を重ねていくうちにどんどん上達してきています。
初回にあった左手の癖もわずか1か月ほどでほとんど改善され左手の音程も取りやすくなってきたように思います。
これからの課題点
これからの課題点は右手のボーイングで、アップ時の手首旋回の時期が遅れてしまうことです。
言い方を変えると手首に遊びがあるというのですが、これを上手く持っていくにはまずはロングトーンといって弓をゆっくりゆっくり動かすことから始めましょう。その次にアップとダウンの手首の違いの認識を体でしっかり、覚えましょう。
ボーイング練習はアップにかなりの時間をかけましょう。

アップのボーイングはダウンより200倍もむずかしいと言われているのはアップボウの手首の動かし方はダウンのように一気にへこませるのではなく少しずつ少しずつ、肉眼ではわからないぐらい微動で手首を膨らませていきます。
その後、半分まで通過したら、肘を上げます。
注意するポイントとして1つ目は弓が駒に対して平行に乗せられてからスタートしているか。(f字孔の上に乗せる)
2つ目はダウンから続けてアップをひく際のダウンの弓の量は先1/3を残しているか。
残さずに使い過ぎでそのままアップにいくとダウンの手が後ろぎみに引っ張られてしまうのでアップ時に遊びが出てしまいます。
ボーイングをする時は全身移る鏡を使い横に立って、毎回チェックする習慣をつけましょう。
開放弦の重音の練習に力を入れましょう。
オケでの調弦の時にも他にもとても重要になってくるのですが、重音をさらわないとこの先は上達できなくなります。
重音で2つの音が同時に出し続けられるということは正しい手首の運動をマスターしているということになります。
手首に遊びがあったりムラがあったりするとところどころじゃないと2つ同時に音を出せなかったりします。
正しい重音の弾き方
正しい重音の弾き方をここで学びましょう。
重音であろうとダウン、アップの手首の使い方は同じなのですが、違うのは弓圧です。
重音はうんと弓圧を抜いて木を倒さないように弾くよう心がけましょう。
カールフレッシュスケールシステム
単音の第1ポジションをレッスンでやった正しい指の形で3種類のリズムで弾いていきましょう。
始めは必ずpizzで音程を確かめてから、弓で弾くようにしましょう。
注意するポイントは親指の位置と形、肘、そして脱力です。
前回のレッスンで見たところ、ほとんどよくなってきましたが毎回、弾きながら確認するようにしましょう。
1小節ごとにメトロノームで管理し、暗譜をして弾けれるようにしましょう。
最初に基準のテンポを決めそれで弾けれるようになったら、日毎に2メモリずつ上げていきましょう。遅いか速いかの2種類だけのテンポでは上達しません。
弓の使い方は全て元の下の方で一音、一音、手首を使いながら弾くようにしましょう。
カールフレッシュは真ん中や先を使って弾いても効能が出ませんので元だけで弾きましょう。
6度の重音もポジション移動の前までをできればやってきましょう。
レッスンでやった同じリズムで3種類ほどさらうと効果が上がります。
頑張りましょう。
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