さいたま市桜区・南区・浦和区の個人バイオリン.ピアノ教室

浦和のABEバイオリン教室

バイオリンをグレードアップさせモチベーションをアップされたpさん

   

楽器とのご縁は人との出会いそのものですね。

当教室に通われているpさん。

習われた当初は初心者用の新作でリーズナブルなものを使用されていたのですが、つい先日、年代もののオールドが欲しくなったとおっしゃられたので、講師は楽器店数社に問い合わせをし、探し回りました。

また、生徒さんも見たいというご希望があられたので、最初はその店舗まで生徒さんと待ち合わせをして出向く予定でしたが、こんな時であることもあり、出向くことを断念。

しかし、オールドの年代物で掘り出し物となれば比較的早くに売れてしまうことでしょう。

売れ残っていてほしいものですが、そうもいかないでしょう。

しかし、私がここで選定を放棄してしまったとしたら、生徒さんはその楽器を手にすることはむずかしいかもしれません。

いや、同じ価格帯でそのような楽器にはおそらく、一生出会うことがないでしょう。

また、同時に弓も買い替えをご希望されていましたので選定しなければなりません。

そうなると何とかして楽器を見ることができないかと考えに考えた末、某楽器店さんに交渉をしてみました。

以前の記憶を思い起こしながら、勇気を出してダメもとで尋ねてみました。

「○○にお伺いすることになっていたものですが、事情でどうしても行けなくなってしまいまして。

そこで、こちらのお教室の方へ何点かお持ちいただいてこちらで選定させていただくことって可能でしょうか?」

と尋ねてみたところ、快く承諾して下さり、そのお目当ての楽器と出会うことができました!

このお写真は全く別のものです。

ここで店名は控えさせていただきますが、お店のHPの中に掲載されていたものでしたが、こればかりは触れてみるまでは板の厚みなども含めあまり、期待をしてはいけません。

とはいえ講師は長年の経験から、年代とオリジン、価格やニスを見てある程度のことは察しがついてしまいます。

なので、生徒さんに話してしまいました。ビッグニュースですよ。

びっくりするほど古い年代物のフランスの楽器がこれだけの価格では買えないですよ。

たぶん、その音を聴いてしまったら、他の選択肢は全くなくなってしまうほど簡単に決まってしまうでしょう。

ご希望の価格帯の中ではお持ちいただく他の楽器は手も足もでないぐらいの音質ですよ。

とそんなお話しを生徒さんとSNSでしておりました。

バイオリンを日ごろ、手にしておられる方なら、こんなやりとりを聴いているだけで、スリリングでドキドキしてきませんか。

講師ももちろん、経験はありますが、楽器との出会いって本当にどんな音質なのかなぁと自分なりに思いを巡らし、ドキドキなのです。

恐らく、○○な音質っぽいのでそうであったら、○○な弓を選択しようとか。

いよいよ当日になり、お持ちいただいた楽器が4、そして弓が4、この中からベストを選定していきます。

ケースもご希望でしたので事前にHP上で生徒さんに選択してもらってました。

さて、生徒さんのお仕事が終わりいらっしゃるまでにほぼ決めておかなければなりません。

まず、最初に飛んでいってしまったものはやはり、お目当ての楽器です。

まずは弓を選ばず、楽器の音を出してみると「うわぁ~~、、、、」その先の言葉が出ないほど凄い音質!!!

私の予想していた通りの系統の音質でしたが、それ以上でした。鳴る鳴る、鳴りまくっています!。

おまけに板の厚みも薄すぎず厚すぎず、とても健康体な楽器です。これ、オールドを選ぶ時は特に重要なポインです。

オールドは新作と違う部分はきめが細かい点です。ロングトーンでゆっくりボーイングをするとビブラートをかけたとしてもすぐに消えてしまうのが新作ですが、オールドは小さな音でもきちんと残してくれます。

逆にオールドの楽器のデメリットとしては比較的パワーがないものもあったり、メンテナンスの頻度が新作よりもはるかに多いことでしょうか。

しかし、今回出会ってしまった楽器はパワーもあり、難技巧なツィゴイネルワイゼンでも疲れずに楽に弾けてしまったほどのすぐれものでした。

側でそれを聴いていた生徒さんも「先生の表情でわかります。ごまかせない人だから。」とおっしゃり、出された中の一番高額な楽器を購入されました。

もちろん、その後、生徒さんもご自分で奏でていらっしゃいましたが、他のものとは差があり過ぎると大変、嬉しそうに持って帰られました。

後日、その生徒さんがご自宅へ帰られてから、ご家族の方からも今までの楽器とは全く音質が違うと感心されたそうです。

また、弓の方は慎重に慎重に選定させていただき、楽器の良さを浮き立たせてくれ、さらにその人の技術を上げる弓を選定させていただきました。

やはり、楽器で音色を購入し、弓で技術を購入するものなのでしょう。

アコースティックの楽器本体はやはり、木ですので、感染がこわいからと消毒をかけてしまうわけにはもちろん、いきませんので誰が何人触ったかわからない楽器に触らなくてはならないという状況は本当に本当にまさに命がけの選定でした。

もう、1週間遅れていたら、緊急事態宣言が出されてしまい、これを手にすることが全くできなかったと思います。

随分、前の記事ですみません。

その後、生徒さんも私もお店の方も体調を崩すようなことはありませんでしたのでほっとしております。

グレードアップされた楽器とともにおられるpさん。自然と練習時間が増えておられるようです。

楽しみですね。

オンラインレッスンなため、なかなか、お写真がないところへやっと撮れたお写真を間違えて削除してしまったため実際のお写真ではないことをご了承くださいませ。

 

 

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