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バイオリン講師が語るバイオリン教室の選び方

      2018/09/05

バイオリン教室の選び方

 

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バイオリンを習おうと決意はしたけれど、いざ、習おうと思ったらどんな先生のところへ行ったらよいのか、どんなことを考えたら良いのか初めての方の場合は悩むことと思います。

確かに、選ぶ基準は人によって様々なので結論は全く出ないのですが、今までの経験と実際にどんなことを考えておられる方が多いのかを記して見たいと思います。

まず、ダントツに多かったのは当たり前と言えば当たり前なのですが、アクセス。お教室が家の近所ではなくても通勤途中にあるため定期が使えるとか。また、お車の方は駐車場か止められる場所があるかという点。

次にみなさんが良く考えておられることは希望の曜日時間にまず、空きがあるかということ。お月謝は納得のできるお値段か。

そして先生との相性かな。このように上記のことまでは誰もが考えることですよね。

教室選びで失敗してはならないポイント

次に教室選びで失敗してはならなりポイントを書いておきましょう。

まず、お教室に入会を決める前に自分が何を求めているのか。(どんな先生だったらやっていけそうなのか)をまとめておきましょう。

その後、自分は下記のどれに当たるのかをまず、考えましょう。

ケース1 上達より楽器に触れていろいろな音色や今弾ける曲を楽しみたいという方。

ケース2  初心者、経験者問わず、いずれは憧れの曲等にトライできるほど上達したいという方。

ケース3  専門家への道を目指し、音大を受験したいという方。

このように大きく分けると3つになると思いますが、このほかにみなさんがよく考えておられることはレッスン形態がグループか個人かという点です。

ケース1の場合は楽器に触れて音色を楽しみたいだけなら、個人レッスンをおすすめします。グループレッスンは自分の音が周りの音により聴こえにくく感じ、より音量を出そう出そうとしてしまう結果、音が荒れてしまうということも。

後半の今、ムリなく弾けるレベルの曲だけを弾きたいという方、経験者ですが、個人もグループもありです。

ケース2の場合、初心者、経験者問わず、今ないスキルをマスターして曲が弾きたい方になるのですが、この場合は個人になります。

ケース3の場合は当然、個人となります。室内楽やオケは学校に入られてから授業があります。また、音大を目指そうと思っていらっしゃる方は普段、ついていらっしゃる先生の他に受ける大学の先生に定期的に見てもらっている方が多いです。

次にレッスン内容についてです。

ケース1の楽器に触れてとにかくバイオリンの音色を楽しみたい方の場合は怒られない温厚なやさしい先生がいいでしょう。

特に楽器に全く触ったことのない初心者が最初からまともな音を出すことはできませんので、最低限、バイオリンの構え、弓の持ち方、ボーイングの基礎をやってくれる先生をおすすめします。最低限、これだけのことを教えてくれる先生でないといつまでたっても、自分一人で楽器すら持てず、先生の補助つきでないと音が出せないという事態に。また、左手のみで楽器を握りしめてしまい、音程もポジション移動といったその後の技術に支障をきたしてしまいます。

また、経験者で楽譜も読め弾ける曲だけを楽しまれる方はフォームをチェツクしてくれるスケールを「お家でやっときなさい」ではなくてレッスンで見てくれる先生をおすすめします。

ケース2の場合は上達して曲が弾けたらなぁという方ですから、教則本も当然、曲だけでなく、練習曲やスケール、ソルフェージュと幅広く教本を使い細やかにレッスンしてくださる先生でないと上達しません。

また、もちろん、お家で練習をされない方はどんな先生についても上達は見込めませんが、どんな練習をどれだけやったrら良いのか、今、どんな状態なのかという課題のポイントを示して下さる先生が良いと思います。

ケース3の専門コースを目指される方ですが、音大を受験される場合はその希望される学校の教授とご関係のある先生だと紹介してもらいやすいでしょうね。だいたいのケースは習ってる先生の出身校を受験される生徒さんが多いかな。

このようにバイオリンを習ってみたいという方が先生にそれぞれ、何を求めておられるのかによってずいぶん、違ってきます。

バイオリンを習おうと決めたら自分にはどんな先生が良いのかをある程度、まとめられてから、体験レッスンへ行くと自分にピッタリの先生が早く見つかるかもしれません。

良い先生に巡り合えますことをお祈りしています。

 - バイオリンのお話し

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