ヴァイオリンを弾いているアマチュアの方へー弾けないと悩まずに工房へ行こう!
良い音質が出る条件とは
最近、梅雨の影響で楽器がどうしても湿気てしまいますよね。
そんなせいか講師も練習の休憩タイムは毎回、まめにケースの蓋を閉めるように心がけていますが。
湿気ているなぁという症状はネックあたりがベトベトするだけではなく、弓の毛がねじを回していないのにすぐに緩んでしまったりとか、調弦のペグが固くなりがちであったりとか、そして音質も今一とみなさん、様々な症状が出てきているように思います。
このように人間にとっても良い気候でない時って楽器にも良い気候ではないのです。
しかし、良い音質が出ない原因とはこの気候だけのことではないのです。
ここから本題に入りますが、逆に考えると良くない音質には様々な音質がありますよね。
例えば雑音が出る、音が伸びない、音がこもる、弦の鳴り方が高音、低音と等しくなく、バランスが悪い等、他にもありますが、これだけでも、この背景には様々な原因があります。
これらのことを体感すると、これらは自分の持っている道具、(楽器や弓)のグレードが安いものだからと思っていませんか?。確かにハイグレードな楽器で良い音質の出る楽器もありますが、グレードが原因のケースって実は少ないのです。
なぜなら、ハイグレードの音質を聴いている回数より、自分の楽器の音質の回数を聴いている方が遥かに多いからです。(弾いている人は)
ということは自分のお使いの道具を最良の状態にすることが技術も上がるということです。
自分の楽器の良い鳴り方を見極める力
ではお使いの楽器が今、一番良い鳴り方をしているかどうかを見極めるにはどうしたら良いのでしょうか。
単刀直入に申し上げると毎日、弾くしかないのですが。
毎日弾くと変化に気ずきやすくなります。
間が空いてしまうとどんな音だったかも忘れてしまいますよね。
しかし、ここで注意をしていただきたいポイントは毎日、弾いてはいても楽に弾けないというなにかしらの症状がある場合は道具のメンテナンスに原因がある場合が実は本当に多いのです。
楽器のメンテナンスというと発表会の前だけとか、思っておられる方が多いと思いますが、もっとまめに見てもらうと、練習も楽になり、バイオリンの技術も上がり、耳もかなり、良くなっていきます。
昔ですが、小学生から中学生まで楽器工房へまめに通っていた生徒さんがいて、そのせいか彼はその後、ものすごい音質と技術を手に入れました。(当教室建築の際、設計を担当して下さった方の息子さん)
大学で地方へ行ってしまいましたが、あれだけ弾けるようになるとどこかで弾いているかもと思ってしまいますが。
【経験者必見】弾けないと悩まずに工房へ
当教室の生徒さんに限らず、ヴァイオリンを現在、弾いている特にアマチュアの全てのみなさんが、まず、直面していることって何かというと、ここが弾けない、弾きにくいということではないでしょうか。
上手く弾けないとか美しい音色を出せないとか、弾いていたらどうしても様々な悩みが出てきてしまうものです。
また、そのようなお悩みがあるから、人はまじめに勉強しようとするものなんですね。
しかし、弾いてはいるのにどうしてもここが弾けないとかそういったお悩みが出てきたら、まずは必ず工房へ行きましょう。
弾けないのは自分の技術だと思いこんでいませんか?
確かにそのようなことも全くないわけではありませんが、別件の話しではありません。
楽器や弓を作っている職人さんなら、自分の弾きやすいように場合によっては調整してくれるかもしれません。
工房は人によって適する場所が違う場合も。
ではいったいどこの工房へ行くべきなのかって思いますよね。
つい先日も楽器を弾いておられるアマチュアの経験者の方で当教室へ「楽器工房を教えてくれませんか?」というお問い合わせがありました。
が、どこが良いかというのは上記にも書いたように音質等とかでも厳密にいうとお悩みの種類によって一人一人全て違ってきます。
もっと、極端な話しでは調整は問題がなく、奏法に原因があったために音質向上しない例や、弦交換を伸ばしていたり、毛替えを引っ張っていたり、楽器と小物パーツの不適合という原因もありましたので、こればかりは楽器を見せていただいて弾いていただかない限りはご紹介のしょうがないのです。
症状によっては工房のその得意分野も違うので、ご紹介先もどうしても変わってきてしまいます。
楽器や弓を制作している職人さんなら、どんなことでもできそうですが、自分に適合するピッタリ合う工房を見極める力もこれからは必要になってくるでしょう。
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