小学生-親子レッスン
姿勢を正しボーイングへ
小学生のyクンがお母さんとレッスンへやってきました。
姿勢を正し、ロングトーンと全脱力した状態の中、手首がフル回転できているかを確認していきます。yクンは以前よりも少しは弓のスピードがゆっくりになりましたが、まだ、もっともっとゆっくり弾きましょう。
一番、大切なポイントはアップ時には弓の毛を必ずなくなるまで最後の最後まで使いましょう。すると肘が下がらないようになってくると思います。
これの上達の秘訣は全身の鏡を前に横に立ち、弓が曲がらないように手首で調節していくことです。
鏡を使用して、ボーイングの練習をしている人は1週間でかなり、良くなります。実践しましょう。
カールフレッシュ
カールフレッシュのスケールを始める年齢は若ければ若いほど良いです。
従って小学1年生からでも十分に始められます。始めは原譜通りではなく、リズムやスラーをアレンジして練習していきます。
yクンも、日々の練習はいつもこれをボーイングの次にまずやって指の形を作ってから次の教本へと移りましょう。
必ず、優先順位を守るようにしてください。これから、どんどん、宿題の小節が増えていきますが、これで時間がもし、なくなった場合は他の教本はやれなかったとしても良いですので毎日、これだけは頑張りましょう。
先週までは1小節目だけでしたが、できたら2小節目も勉強して見ましょう。
同じ指が隣の線へ移動する音程のことを五度といっていますが、3のソが終わったら3を上げて12をセットで隣の弦のA線へズラしましょう。
ドの音が終わったら12をセットでD線の方へズラしましょう。その後3を追加します。
お母さまがよくご存じなのでYクン、お母さまといっしょにやってみてね。
ホーマン練習曲第1巻
17番は譜読みは簡単なのですが、お指とお指を広げられるかというのがポイントになります。
音程が低くなる場合は顎に力を入れ左手は脱力し、指の形を正しく押さえましょう。
「はじめてのバイオリン」
『スコットランドのつりがねそう』テーマはPIZZで問題が起こらなければ弓で弾いてみましょう。
同時にバリエーションの譜読みをPIZZで初めてください。
鈴木メソード第1巻
『むすんでひらいて』 先週のレッスンで気になったことは弓圧を入れ過ぎです。
原因は二つあります。一つは手首がフル回転していなかったこと。
二つ目は右手の小指の形です。
どうしても丸くできない場合は弓の小指の位置にウオの目シールを貼って丸い空洞の中に指を入れて練習すると良いでしょう。
お母さまのレッスンへ
「カールフレッシュ」からお母様の今後の課題はポジション移動時の親指の位置と移動のタイミングです。
ポジション移動を滑らかにするには次の音を出す前に動き出すガードを習得していきましょう。
先週のレッスンでは親指を少し引っ込めると移動がしやすいのではと思いました。
タイミングを覚えるにはいつも同じテンポできちんとやることです。一つのテンポができたら、上げても構いません。
ガードをしているときの目線は左則のネックを。音を出す瞬間には指を押さえている指を見ましょう。
すると98パーセントの確率で音程が取れるようになるでしょう。
ホーマン練習曲第2巻
音のミス、読み間違えのないよう、しっかり、読んでいきましょう。
ホーマンではあまり、知られていない曲が多いのは読譜の為です。
リズムにしろ、打ち込みが必要ですし、階名唱を省くとミスが出やすくなりますので、面倒なようでもしっかり、階名唱をしながら、指を動かす。
それが終了した後にpizzやarcoで弾かれると良いでしょう。
MAX BRUCH/ KONZERT /G MOLL
テーマの旋律はもっと、全然、ゆっくり表情豊かに奏でましょう。
むずかしいのは最初のページです。重音を最初はゆっくりゆっくり丁寧に丁寧にさらいましょう。
だんだん、少しずつ上げていきます。
8度のスケールをよくさらっておくとスムーズに弾けれるかと思います。
重音の連続の箇所では弓があまり、短くなり過ぎないよう、もう少し使ってください。
先のページも見てきましょう。
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