さいたま市南区の小学生レッスン
2022/07/08
バイオリンの片手持ち頑張ってきましたね。
Yクン、宿題になっていたバイオリンの片手持ち200秒、少しでもフラフラしたら、その日のレッスンはそれだけですよと言われていたせいか、とってもがんばってきました。
今週の宿題は200秒、同じように持つことの他にボーイングを加えましょう。
この姿勢を維持したまま20秒間はゆっくり真っ直ぐ弓を動かすことの練習に挑戦しましょう。
もちろん、片手です。
この時に注意するポイントは弓を持っている指に常に気を配るようにしてください。
1親指が曲がっているか 2他の指が深く巻きついているか、一番重要なのはボーイングをしている間に指を動かさないことです。
これを徹底させるにはボーイング時に弓をかなりゆっくり引っ張ることです。
ダウンの場合は先1/3ほど残しますが、元からそこまでを20秒近くまで保てるほどを目標に力を入れずにボーイングです。
成果がでるまでまずは片手のボーイングだけでいきましょう。
練習時間の取りにくい日でもここまでは必ずやらないと上手になりません。
その他のテキスト等は時間がさらに取れたらで良いと思います。
練習にも優先順位があります。
1バイオリンを持つこと
2ボーイング
3楽譜を読むこと
日々のおけいこで1と2が取り入れられてないとレッスン時には立って弾いているのがつらくなると思えます。
毎日、休憩を取りながら5分ずつでも良いので頑張ってみましょう。
音符は読み書きしているせいか随分、たくさん読めようになりましたね。
お母様のレッスンに入り
「カールフレッシュ」一音一音の音程を確実にするために今週はメトロノームを使用しながら、ゆっくりゆっくり、指を倒しながら変形リズム(ドーレミーファ)でさらって見ましょう。
スケールの練習、大変でしょうから、思い切って指の形が良くなるまでいっさい弓を使わずPIZZでやってみましょう。
PIZZだと右手で左指の第一関節を押しながら弾けると思います。
また、先日のレツスンで気になったことは左手首の無駄な動きです。
これを見逃してしまうと少し速い曲でも弾くことが厳しくなります。
特にポジション移動のある曲ですと手首が動いてしまうことにより音程も決められなくなってしまいますので徹底させましょう。
本来の正しい手首の型は左肘を固定させ親指を伸ばし浅くかけるとネックから手首は遠ざかっている位置になると思います。
この型は演奏中、保ち続けてください。
では音程を取る方法は?どこをどうするの?
音を高くしたい時、つい手首まで動いてしまう方って実はとっても多かったのですが、これは明らかな間違えなのです。
正しい音程の取り方は手首の型を保ちつつ指と指の間を広げることです。
しかし、それがなかなか広がらないのですよね。
なぜか。
親指が完全に脱力できてなく、若干の力が入っている。
なぜこうなるのかというと顎の力が抜けているので親指と分散するわけです。
正しいバイオリン奏法、決めては顎です。
顎を強く押さえることです。
左手の力を借りずにバイオリンが持てなければ全てのテクニックに影響を及ぼしてきます。
左手を添えると握る、抱えるというような持ち方をして演奏していきますと全く音程の調節ができなくなってしまいます。
また、顎に力を入れることにより、もしも、鎖骨に痛みがくるようでしたら、楽器が下がっているということです。
楽器を上げましょう。
次に練習曲のホーマン1をやりました。
譜読みは正しく読んでありましたが、やはり、手首が動くことにより音程が決められない状態でしたね。
時間のない時は練習曲よりカールフレッシュです。
上記の方法で徹底していきましょう。
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