さいたま市桜区・南区・浦和区の個人バイオリン.ピアノ教室

浦和のABEバイオリン教室

弓のスティックと毛の相性

      2018/09/05

弓のスティックと毛の相性

 

DSCF04011

まず、ステイックには丸タイプと角タイプと両方ありますが、グレード、音色の差など2種類の違いは変わらず、どちらが良いとも言えません。
デザインの好みなのでしょうか。次にステイックの重さですが、60が平均とされておりますが、61や62であっても極度に重く感じることはないように思います。
ではこの標準よりかなり重い弓を所有している人がいたとしてそのような人はどんな毛を張れば良いのでしょうか。
重いスティックにすぐにでも飛びそうな弾力性のある毛を張ってしまったとしたら本来、雑音の出る弓ではなかったとしてもそれに近い音がどうしても出てしまう
ことになるでしょう。逆に軽く感じられる弓を所有している人が弾力性の弱い毛を張ったらどうなるでしょうか。
音量が今ひとつ出なかったり、毛替えのタイミングを早く感じたり弾いててすぐ疲れてしまうという現象が起ってきます。

これらを考えるとそのステイックを生かす要素とは職人さんの張り方だけでなく毛質も大いに影響してきます。
そうなると道具は千差万別ですからステイックと毛の関係は一人一人異なってくるものであると考えています。
どんな弓にもフィットする毛、張り方というのは、大変むずかしいものなのかも知れません。

 


 

 - バイオリンのお話し

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

  関連記事

レッスンコース追加

レッスンコースの追加 月 2回   /60分 ¥9,000(消費税、設備費含む) …

葉加瀬太郎さんの使用されている弦

葉加瀬太郎さんの使用されている弦はコレです。 「evah pirazzi」私も使 …

バイオリンをグレードアップさせモチベーションをアップされたpさん

楽器とのご縁は人との出会いそのものですね。 当教室に通われているpさん。 習われ …

夏場の楽器の管理

楽器がSOSを出す時期とは 一年中で最も楽器が悲鳴を上げる季節とはそれは夏です。 …

初心者ーバイオリン購入の手引き

簡単な楽器の買い方-大学生体験レッスンより 最近、大変、ありがたいことに当教室へ …

楽器演奏者の練習と本番は折れない心と無限な可能性を創り上げる

練習はプロだって大変、つらいものです。 楽器演奏者にとって弾けないものを弾けるよ …

バイオリン.コンデンサーマイク

アコースティック用のバイオリンのマイク 野外ライブ等に出ていくと一般のお客さんや …

レンタル楽器ー新システムが導入されました。

初レッスンの前の練習のために 先日、ご入会された経験者のAさん。8月からの初レッ …

バイオリンは初期投資がかからない。本当です。

初期投資がかからないのは楽器だけではない。 何か楽器を始めようかなと思った時、や …

初心者のためのバイオリン上達法

音程が思うように取れない理由は・・・・ 以前、ピアノをやっていて、絶対音感もお持 …