日々、協奏曲に励むMクン
コツコツ頑張るMクン
学校でどんなに忙しくなっても頑張って練習するMクン。
全てにおいて言えることだと思いますが、どんなことでも続けていくことによって大きな財産を生み出し、それが賜物にもなるのです。多くの人はすぐに結果ばかりを求めてしまいがちですよね。
しかし、その結果を作りだすものは継続なのです。続けることにあるのです。
Mクン自身も続けていれば必ず、良いことにつながり、上達するということを良く知っているようです。
だからこそ、自分の演奏が前回より、さらにさらにと前向きに頑張れるのですね。
さて、今週も指のトレーニングから始めます。
カールフレッシュ.スケールシステムでは
まずは、1STポジションで全ての小節、一定のテンポで弾けるかを見ます。
これは速く弾くということではありません。速く弾いていても一定のテンポでないと意味がありません。
また、弾く時に一定の弓の量と弓の場所を統一させられるかが大ポイントになります。
カールフレッシュでは弓の元のかなり下の方しか使わずに弾くことでバイオリンテクニックを数倍上げることにつなげられます。
その中で指が均等に高く引きつけ叩かれているかを確認しましょう。
次に6度の重音を弾いて見ました。先週より、弓の速さは少しだけゆっくりになりましたが、いつも心がけてください。
最近、ビックリ、感心していることは以前、重音を弾いていたときは音がつぶされてしまっていたのですが、現在は重音の音色が抜けるようにクリアーになってきたことです。
今後、数々の重音全ての音を美しい音色で弾いていくには指を立てずに正しい形で弓圧を抜いてきちんと弾いていきましょう。
それが良い音程にもつながっていきます。
因みにバイオリンという楽器の最高の鳴らし方は一言でまとめますと左手と右手のバランスを常に保つことにあります。
右手の力を0とすると左手は指先に少しだけ入れ叩く。2ぐらいです。
この0対2の関係は逆になっても音がボケてしまうし、0対5だとすると今度は左手に力が入り過ぎていることから、指が広がらなくなってしまいます。実践して見ましょう。
次週はポジション移動を詳しくやっていきましょう。
ビバルディー/協奏曲 イ短調 第1楽章
先週はビバルディーの特徴をお話しさせていただきましたが、レッスンを聴かせていただきまして感じたことは曲全体にメリハリがついて聴いている人はとても心地よく聴けれるのではないかと思いました。
音楽的にはグレードが上がってきたかなぁという感じです。ただし、ビバルディーは1つの曲の中でテンポを変えてはいけないので、例えば18小節目のように裏の拍がピアノになってさらにポジション移動がある小節ではPをしようとすると少しだけ遅くなったり、消極的になってしまい、音がボケたりとそのようなことがあってはいけません。
では音量をかっこよく落とすにはこの場合、どうしたら良いかというと弓の量は変えず、同じように使い弓のスピードも落とさず、弓圧だけを以上に抜いてみましょう。一気に抜きたいときは少し、弓を指板側に持っていくと抜けます。
また、ここではサードポジションへの移動がありますので、テンポを変えないまま、何度弾いても音程が取れるようになるさらい込みをかなり、しておいてください。
普段のMクンのテクニックではそれ以上のものをもっているので楽に弾けれるかと思いますが、このような細かいところをいかに手を抜かず、きちんとさらうかということが、弾けれる人かどうかというポイントになってきます。
あと、必ず、よく、さらってほしい箇所は28小節目の頭の音は良いのですが、次の裏のドの音程。
最後から21小節目のパッセージ。そして、その小節から5小節目は特にマークをしてよくよくさらいこんでおきましょう。
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